先日、新橋演舞場へ初春花形歌舞伎を観に行って来ました♪
「壽三升景清(ことほいでみますかげきよ)」
歌舞伎十八番のうち悪七兵衛景清を描いた『関羽』『鎌髭』『景清』『解脱』
の4演目を市川海老蔵がひとつに練り直した通し狂言です。
ちなみにこの幕の海老は、
海老蔵のお父さんの市川團十郎が描いた絵が元になっているそうです。
市川海老蔵・中村獅童と歌舞伎をあまり見たことのない私でも知っている人が出演し、
楽しんで観ることができました。
歌舞伎は世界の中でも珍しい、作品ではなく役者を見に行くものだそうなので、
初心者の私には案外そのミーハー気分からでも良かったのかなと思います。
中でも中村獅童さんが良かったな~
声も気持ちよく響くし、慣れない?道化役も凛々しい役も良かったです。
※慣れない道化役は、中村獅童が花道で挨拶の名乗りを上げる時に言ったもの。
いやいや道化役、お上手でした。
幕間に食べたお弁当
これが本当の幕内弁当だね、と思いつついただきましたが25分ではなかなかに忙しい。
身支度をしたりしているとあっという間に次の幕。
この幕間は何もお昼のために時間を取っているわけではなく、
この間に舞台セットを組み替えているわけです。
見所は、海老蔵が大海老の前で鏡餅の上に乗り、大見得を切るところでしょうか。
お正月らしいお目出度い場面でした。
ほかに歌舞伎では初コラボという津軽三味線の上妻宏光さんの出演もあり、豪華な顔ぶれでした。
いやいや、こいつぁ春から縁起がいいねぇ。