13世紀に建てられたゴシック様式の教会
残念ながら、思いっきり工事中でしたが
モザイクのタイルが印象的な屋根。ハンガリー製のタイルだそう。
オーストリア=ハンガリー帝国時代からの影響だとか。
タイルで描かれているのは2つの紋章。
左側の紋章は三分割され、クロアチア王国(赤白チェック)、スラヴォニア(クーナ)、ダルマチア(三頭のライオン)のもの、
右側の紋章はザグレブ市のもの。
クーナ(=テン)は、昔は毛皮が流通の対価となり、今も通貨に描かれ、
富の象徴だったということでしょうか。
モザイクの屋根に向かって右側、日本で言う国会議事堂。
こぢんまりしたエリアですが、実はここは政治の中心地なのです。
向かって左側には、大統領官邸。
屋根のレンガの色がまちまちなのがわかりますか?
ユーゴ紛争の時に、砲弾が打ち込まれた痕だそうです。
幸いにも議事堂の方にいて、大統領は無事だったとのこと。
ザグレブ市庁舎
街灯にさがった花が素敵ですね
窓から花が見えます。
ゼラニウムがけっこう好きなのかな。