オーディションは、結局、沈没。
一晩徹夜で、曲を流し聞いたり、アンチョコを作って、通勤電車に、頭の中で歌いながら
ということを、集中してやったものの、際立った成果は得られなかった。
3番までの歌詞を、マスターすることができなかった。
何回も、何回も、練習で口ずさんでいると、頭に入ってくる。
暗譜で、歌えるくらいにならないと、本番を迎えられない。
つまり、本番までには、80%以上は暗譜の状態になるはず。
3回も、本番をしているのだから、100のアンプは軽いものと思っていた。
ところがさにあらず。
「晩祷」という曲も、ほぼの暗譜ができるまで、4年ほどかかった。
さっぱり、暗譜のできにくい曲もあるのだと、今回学んだ。
曲の演奏は、暗譜ができて、ようやく、スタートだと某指導者が言ってらした。
某ソリストは、本番前に全部を一度全力でさらい、本番に臨むとか。
アマチュアでも、本番には、およその暗譜は、最低条件だとは思う。
ただ、その曲がそれを不可能にすることは、ありそう。
しばらく、休団していた古巣に戻ることにした。
本番まであと、20日。
切符と宿泊の、手配は依頼済み。
あとは、振り付け込の暗譜。
暗譜の苦しみはまだ続く。
苦しいなんて言っているうちは、ダメなのだ。
ドンマイ!