ストレスを受けると、自分の体を傷つける子どもがいる。
施設への実習に行ったとき、「自分の髪をひっぱり、抜いてしまうことがある」と聞かされた。
自殺願望に陥ったりすると、リストカットをする子もいる。
人は、他人を傷つけるか、自分を傷つけることで、ストレスを回避することがある。
動物は、ストレスで、吠えるとか、毛が抜けるとかもあろそうな。
自分を傷つけるのに、たばこを押し付けることも、あるのだろうか。
いじめを受けていた子が、初め、学校に対して、自分でやったとか、自分で望んだとか
言っていたとか。
いじめを受けている子が、いじめを受けているという場合もあろうが、もっといじめられるかも
しれないと、考えて、「自分でやった」と答えるのは、ありそう。
そんなときに、怖いから、自分でと言っているのか、実際そうなのかということを、大人が見極めて、やらなくてはいけないのではないか。
大人社会でも、いじめはあるし、いじめて喜ぶ人もいるから、学校だけでも、というのは、無理なことかもしれない。
しかしながら、家庭内暴力も、子どものいじめも、職場のさまざまなハラスメントは、なかなか減らない。
結局、周りの、人間の、ハラスメントに対する、感知する力がないことの現れかもしれない。
差別と区別を混同する人の多い世間では、期待するほうが、無理かも。