大阪市水道記念館 マニア垂ぜん…希少種、譲渡先で受難
http://mainichi.jp/articles/20160907/k00/00e/040/276000c
建物は、建てればそれで終わりとはいかない。
維持費や修繕費などの、経費がたくさんかかる。
ソフト面とハード面のメンテナンスが不可欠。
立派な建物が維持費削減により、閉館に。
建物だけが残されたなら、問題は、解体費用はどうするか。
ところが、家具やら、調度品やら、生き物がいたならば、さらに簡単には収束しない。
マニアにとっては、垂涎の生物が残されているらしい。
建物を作るときには、鳴り物入りでデビューするも、年月がたつと、閉館。解体。譲渡などと言う事態になることも。
建てるときには、ほとんど、止めるときのことは考えない。
先々まできちんと、考えて空などと言えば、何一つできはしない。
けれども、先々のことも少しは考えたほうがよくはないか。
オリンピック会場だって、東京五輪の時に作った建物は、結局取り壊しになって、億単位の金をかけて、新築する。
建物には、老朽化があるし、耐年もある。
やはり、将来のことも視野にいれても建物づくりが今は問われている時代なのではないか。