娘の事故死現場近くで父も… 悲劇生んだ被告の後悔
http://www.asahi.com/articles/ASK58540DK58UTIL046.html?iref=pc_rellink
❐きょうも傍聴席にいます❏ 記事抜粋ーーーーーーーー
3月30日、松江地裁益田支部で開かれた初公判。
被告の男は、グレーのスウェットと紺のズボンで法廷に現れ、「間違ってはないと思います」と罪を認めた。
起訴状によると、被告は島根県益田市で今年1月30日、酒を飲んで軽トラックを運転し、横断歩道を渡っていた小3の男児(当時9)と見守り活動をしていた男性(当時73)をはねて道路交通法違反(酒気帯び運転)と自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)の罪に問われた。
男児はけがをし、男性は翌日に急性硬膜下血腫で亡くなった。
一方、被告は事故前日の夕方から当日午前2時ごろまで、自宅で焼酎の水割りを飲んでいた。
午前6時半過ぎ、息が酒臭いと自覚しながら、出勤のため軽トラックのハンドルを握った。
「悪質な飲酒運転で、何の落ち度もない夫をひき殺した相手を許すことはできません。
「法律を守らない悪質なドライバーを増やさないためにも、相手に真に反省してもらうためにも、厳重な処罰を望みます」
被告は身動きせず、前を向いて聞いた。