事務局長ら1.5億円着服か=給与水増し、懲戒解雇―吹奏楽連盟
2020/01/27 20:24
全日本吹奏楽連盟(東京都)は27日、事務局長と事務局次長が給与を水増しする手口で計約1億5200万円を着服していたと発表した。連盟は2人を同日付で懲戒解雇した。いずれも、「理事長が認めたものだ」などと不正を否定しているという。
調査を行った弁護士によると、事務局長は連盟の会計全般を担当。局長就任後の2010年4月以降、約9年8カ月にわたり自分と次長の口座に水増しした給与を振り込んでいたとされる。理事会や総会に提出する書類には、上乗せ分をコンクールの会場費といった事業費に付け替えて計上していたという。
昨年12月に連盟の役員から指摘があり、内部調査していた。連盟は今後、刑事・民事の両面で対応するとしている。
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