作業員が一酸化炭素中毒で死亡 日本製鉄瀬戸内製鉄所広畑地区
2021/05/22 23:16
(神戸新聞)
21日午前7時すぎ、兵庫県姫路市広畑区富士町の日本製鉄瀬戸内製鉄所広畑地区で、同社の関連会社「テツゲン」社員の男性(47)=姫路市=が倒れているのが見つかり、病院で死亡が確認された。網干署が22日に司法解剖し、死因は一酸化炭素(CO)中毒と判明。同署が業務上過失致死容疑の可能性もあるとみて調べている。
同署によると、男性は溶解炉がある工場の5階で20日深夜から勤務中で、1人でダクト洗浄などを担当。別の従業員と21日午前2時ごろに会話したが、午前7時の勤務終了時の点呼に現れず、捜していたという。