中国・甘粛省のクロカン大会で21人死亡 気温急低下、捜索も難航
2021/05/23 12:50
(毎日新聞)
中国甘粛省白銀市で22日に開催された100キロのクロスカントリー大会で、気温が急激に低下したことなどから参加者21人が死亡した。国営新華社通信などが報じた。
大会は市政府などが主催し22日午前に始まった。午後になってコース周辺で強風が吹き、気温が急激に低下。局地的にひょうも降ったという。参加者は低体温など体調不良を訴えた。一部の参加者と連絡が途絶えたため、主催者側は大会を中止した。地元当局は1200人態勢で行方不明者を捜索。心肺停止状態に陥った21人を見つけ、死亡を確認した。