給食を食べるのが遅い子どもが心配。その原因と対処法とは
2021/04/14 00:00
小学生の楽しみである給食。「今日のメニューは何かな?」と献立表を確認する様子は微笑ましいものですよね。とはいえ、食べるのが遅い子どもにとっては、楽しいはずの給食の時間が試練の場になってしまうことも。そこで、食べるのが遅い原因はどこにあるのか、どう対処していけばよいのかをご紹介します。
この記事のポイント
- 給食を食べる時間は意外に短い!
- 食べるのが遅くなる6つの理由別に対策を
- 個別の事情は先生に相談を
給食を食べる時間は意外に短い!
小学校の時間割は確認しても、給食を何分で食べる必要があるかまで把握している保護者は、そんなに多くないかもしれません。実は、思っている以上に短い時間で食べ終えることが求められているため、ぜひ確認してみてください。
一般的な時間割では、給食の時間は、4時間目終了後に40分ほど設けられていますが、注意しなければならないのはこの中に手洗いや配膳、片付けといった時間も含まれていること。仮に給食の時間が40分だとすると、次のような時間配分になります。
手洗い・机ふき:5分
配膳:10分
食べる時間:20分
片付け:5分
配膳:10分
食べる時間:20分
片付け:5分
食べる時間は、わずか20分ほどということに驚かれる保護者も多いのではないでしょうか。さらに、前後の授業が体育など教室移動が必要なものだと食べる時間はさらに短くなることに。15分程度で食べ終えることが求められることもあるでしょう。