大阪府、軽症・中等症用の約490床確保を要請…入院が2週間で2倍近くに増加
2021/08/13 23:29
(読売新聞)
大阪府は13日、改正感染症法に基づき、府内の約80の医療機関に対し、新型コロナウイルスの軽症・中等症患者用の病床を計約490床確保するよう要請した。
要請の対象は、これまでコロナ患者を受け入れていない病院など。府内の13日時点の軽症・中等症の入院患者は1638人と、2週間で2倍近くに増加。府が確保する病床(2534床)の使用率は64・6%に上っている。
改正感染症法では、医療機関が正当な理由なく要請に応じない場合は都道府県が勧告でき、従わなければ医療機関名を公表できる。