「許しがたいこと」 サクラの“標本木”の枝折られる 一部始終を気象予報士が目撃 大阪城公園
2022/03/22 17:54
(ABC NEWS 関西ニュース)
大阪市のサクラの開花状況の目安となる、大阪城公園の「標本木」の枝が何者かに折られました。
一部始終を気象予報士が目撃していました。
(小原隆史記者リポート)「こちらが大阪の桜の標本木です。手の届く場所の枝が折られています」
被害にあったのは大阪城公園・西の丸庭園にある、標本木のソメイヨシノです。
サクラの開花の目安となっている木で、標本木の枝3本と、副標本木の枝1本が折られていました。
21日、「枝を折る男性」を目撃したという気象予報士がABCテレビの取材に応じました。
この気象予報士によりますと、21日午後3時半頃、標本木の近くに50代くらいの男性が立ち、枝をしばらく触った後、いきなり枝を折って持ち去ったということです。
公園側は警察に被害届を出す方針です。
(公園管理者)「(標本木と)わかってて折ったとしか考えられない。本当に許しがたいことだと思っています」。