岸田氏「いい加減にして」政治と金の問題に
2021/04/28 18:05
今月25日に行われた3つの国政選挙で自民党が「全敗」したことを受け、岸田前政調会長は、政治と金の問題が相次ぎ、「もう、いい加減にしてくれという思いだった」と述べました。
岸田氏は、買収事件で有罪が確定した河井案里氏の当選無効に伴う参議院広島選挙区の再選挙で、自民党の広島県連会長として陣頭指揮をとりましたが、自民党候補は敗北に終わりました。
岸田氏は、28日、敗因として、河井氏の事件に加え、菅原前経産大臣による支援者への現金配布の問題など、政治と金をめぐる自民党への不信感をあげ、党執行部に苦言を呈しました。