なんとなく目を引いた。
「クラシックは、癒しの音楽」というのが定説?
音楽は、静かな曲もあれば、森をイメージしたり、荒々しい海を表現していたり。
癒しばかりではない。
様々な音楽があって、それに、救いを求めたり、恐怖を感じたり。
悲しいシーンにあえて楽しい音楽を、明るいシーンに暗い音楽を付ける
のを「カウンタープンクト(あるいは、コントラプンクト)」というのだそう。
悲しみがより深くつたわったり、残虐なシーンに楽しい曲が流れたら、かえって恐怖が増幅する狙いだったりということがあるそう。
うーん。単細胞には、難しい。
怖いクラシック
中川右介
NHK出版新書