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【独自】医療逼迫度に新指標5段階の原案、「レベル2から3」明確な数値基準なし

2021-11-06 07:35:45 | ニュース
【独自】医療逼迫度に新指標5段階の原案、「レベル2から3」明確な数値基準なし
2021/11/06 07:14

(読売新聞)
 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長らがまとめた感染拡大の深刻度を示す新たな指標の原案が、5日わかった。新規感染者数などに基づき4段階に分けた従来のステージ分類から、医療体制の 逼迫(ひっぱく) 度を重視した5段階のレベルに変更する。8日に開かれる対策分科会に提案される。 

 指標の見直しは、国民の7割超がワクチンの2回接種を完了し、軽症者向けの治療薬も登場するなど、新型コロナを巡る環境の変化を踏まえたものだ。

 従来のステージ分類は昨年8月に同分科会がまとめ、今年4月に一部の項目が改定された。新規感染者数が重視されており、1週間合計で人口10万人あたり25人以上が最も深刻な「ステージ4」で、緊急事態宣言発令の判断基準として使われてきた。同15人以上の「ステージ3」は、まん延防止等重点措置の目安だった。

 新たなレベル分類案は、病床使用率や重症患者数など医療提供体制の逼迫度を重視する。レベル0=感染者ゼロ▽1=安定的にコロナ医療に対応▽2=警戒を強化すべき状況▽3=一般医療を相当制限(緊急事態宣言など対策を強化すべき状況)▽4=災害医療的な対応(避けたい状況)――と5段階に分けている。

 レベル2から3への移行の目安として「3週間後に必要とされる病床数が確保病床数に到達」などを挙げているが、従来のステージ分類のように明確な数値基準を設けておらず、地域事情に応じ、都道府県に判断を委ねるとしている。これに対し、自治体からは「統一した数値基準を示してほしい」との意見も出ているといい、8日の分科会で議論になりそうだ。

 新指標は、岸田首相が今月中旬にも示すとしている新型コロナ対策の全体像に反映されることを目指したもの。尾身会長は9月、「ワクチンが希望するほとんどの人に届く11月頃に向けて、新しい考え方を示したい」と話していた。


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