【速報】“パパ活”疑惑 吉川赳衆院議員への辞職勧告決議案を再び提出 立憲民主
2022/08/03 08:58
立憲民主党は8月3日、18歳の女性に飲酒させたと報じられ、自民党を離党した吉川赳衆院議員への辞職勧告決議案を提出した。
吉川議員を巡っては、18歳の女性に飲酒させたと報じられ自民党を離党したが、本人の口から事実関係の説明はこれまでに行われておらず、与野党から議員辞職を求める声が相次いでいる。
岸田首相も6月の記者会見で「一刻も早く国民への説明責任を果たすべきだと考える。そして説明責任を果たせないなら、議員として進退に直結する問題になる」と述べていた。
一方の吉川氏は7月に自身のブログで「飲酒不可能な年齢とは認識していなかった」として、当面、議員辞職しない考えを明らかにしている。
また吉川氏は自身の地元・静岡県富士市の記者クラブから地元有権者をはじめとした国民に顔が見える形で説明するよう会見を要望されたことに対し「自身の考えは全てブログで公表した」とした上で、「国会閉会中であったにすぎず、特に姿を隠していた認識はない。今後も、衆議院議員として、国会の活動、その他の政務を今まで同様積極的に活動していく」と回答している。
こうした中、立憲民主党は臨時国会が召集された3日、吉川氏に対し、議員辞職を勧告する決議案を衆議院に提出した。
決議案を提出した立憲民主党の青柳議員は記者団に対し「通常国会の最終日にも議員活動をしていないので、議員辞職に値する」と提出理由を明らかにした。
吉川氏への辞職勧告決議案は6月の通常国会でも提出されたが、議院運営委員会の理事会で、「報道だけでは事実確認できない」とする自民党などの賛同が得られず、本会議で採決は行われなかった。