東京で「第3波超える再拡大も」 都モニタリング会議
2021/06/17 16:22
新型コロナウイルスの感染状況を分析する東京都のモニタリング会議が17日、都庁で開かれ、新規感染者数の下げ止まりなどにより、「(年末年始の)第3波を超える急激な感染拡大の可能性がある」との見解が示された。感染力の高い変異株の感染も確認され、専門家は「人流増加の抑制と感染防止の対策を徹底しなければならない」と指摘した。
同会議によると、新規感染者数の7日間平均(16日時点)は約376人。新規感染者(8〜14日)の年代別の分析では、20〜40代が全体の7割近くを占め、「第3波は若年層の感染者数の増加から始まった」との懸念が示された。