米軍ヘリ、コンテナを海に落とす 沖縄本島西、工具や燃料入り
2021/07/13 21:53
(毎日新聞)
在沖縄米海兵隊は13日、沖縄本島西の入砂(いりすな)島付近の海上に同日午後0時半ごろ、第1海兵航空団所属の大型ヘリコプターCH53Eから金属製の軍事用コンテナが誤って落下したと発表した。防衛省沖縄防衛局や沖縄県によると、コンテナは縦約2メートル、横約2・5メートル、高さ約2・5メートルで、入砂島から機体の外に付けて運んでいた。コンテナの中には工具や食料、約10リットルの燃料を入れた容器が入っていた。海上の人や物への被害は確認されていない。
CH53Eは米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属とみられる。入砂島は渡名喜(となき)村にある無人島で、島全体の約0・25平方キロが射爆撃場として米軍に提供されている。米海兵隊は、コンテナの落下地点を入砂島の北東で、東隣の渡名喜島との間としている。【遠藤孝康】