「普通の生活がしたい」という悲鳴
2021/06/17 08:30
(ハフポスト日本版)
「普通の生活がしたいです」
最近、そんな言葉を耳にする機会が増えた。
コロナによって失業したり、住まいを失ったりした人の相談に乗る際に聞く言葉だ。日々支援団体に寄せられるSOSメールにもそんな言葉が目立つ。
普通の生活。それがどんなものかと聞くと、「普通に帰れる場所がある生活」「布団で寝れること」「普通にご飯を食べられること」「時間を気にせずいられる家がある生活」「外で寝ないでいい日々」なんて答えが返ってくる。