新富裕層の消費分析―藤巻流!「勝ち組」の意識を探る藤巻 幸夫,横田 浩一,桑原 太郎日経広告研究所このアイテムの詳細を見る |
図書館で借りてきて読みました。
だいたい月初めには図書館に新着図書の一覧の印刷されたパンフレットがおかれるので、これを見て、自宅でネット予約しておきます。で、本が入ると電話で連絡してくれるという仕組みになっています。
どうせなら、新着図書そのものがネットで閲覧できるといいんですが、これはできません。なんでじゃ。簡単だと思いますが、サイトに掲載するのは。ネットにも掲載し、図書館でも配布する形にすればいいと思うのですが。
で、予約の本が入った場合も一々電話ということでなくて、電子メールで連絡できるようなシステムにすればいいのにね。ま、図書館の分館まで歩いて10分もかからないのでいいですけど。
内容ですが、まあ「分析」というほどのことでもないです。
収入からすると、うちの家計がちょうどこの本で言う「新富裕層」ということになるようで・・・。毎日バタバタしてヘロヘロで、何が富裕層なんだか・・、というのが実感ですけど。
まあ、夫婦でフルタイムで25年ほど仕事をしているわけですから、特に支出が多くなったりすることがなければ、毎年、一定額は投資や貯蓄の方にふりわけられますし、住宅ローンも全然ないですし、この現状は収入的には特に不安はないです。
が、数年以内には確実に、一方の収入はなくなるでしょう。
この時点で、金融資産は、このままのペースが継続すれば、1億は突破しているはずです。別に特に無理はしなくても、年間の消費支出を差し引いて投資・貯蓄にふりわけた分と退職金が入れば、これは達成はできます。
この時点で金利の動向がどうかですが、それなりに上昇していれば、安定運用部分の比率を高めに保ち、金利収入をそれなりにあてにする。
あとは運用の動向次第で、自分のセミリタイヤの時期が前後するという感じでしょうか。運用は、これまでの13年ほどの平均だと、月でだいたい+20万程度という計算になります。
この本の中で「BMWに乗って100円ショップに行く」のはアンバランスだと書いてあるんですが、これ、別にアンバランスという感覚はないですね。
たまに旅行に行ったらちっょといいところに泊まりたいなとか、車は自分の好きなのに乗りたいなといかいうのはありますが、ブランドとかファッションとか、そういうのには私自身はまったく無関心でどうでもよく、そんなに消費支出も多くないと思います。
なので、やはり資産運用の目的は、何かを買うとか贅沢なものを使うとかそういうことではなくて、「自分で自由に使えるゆったりとした時間」を稼ぐことということになりそうです。