旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

2019.4.22以降、新規の主要な記事は新サイト「fusiminohikaru.net」
で書いています。 

2008年第一四半期の運用をふりかえる(2)

2008-03-31 23:25:38 | 株式投資・資産運用
 売買の方ですが、日本株の売買については、こちらに記載しています。

 まあ、なんだかんだで50回ほど売買していることになります。

 この中で、まあヒットと言えるのはIPOの大西電気ぐらいです。これは、支店にまとまった配分を頼んで、実際に100株単元のところ1000株配分があったものですが、初値で堅く利益を確保しつつ、あと少しを上場来高値を含み売却し、24万程度の利益を確定しています。いつものスタンスどおりの売買で対応できており、この売買によって日本株の運用成績は+2%程度は上乗せされたということになります。

 他にIPOはセブン銀行があっただけです。

 その他ではPFに新たに組み入れるつもりで買ったREITが-7万ほどの含み損となっています。

 他の通常の日本株の売買は、基本的に細かいポジジョンで下落したところを買い、反発したところを売る形の対応に終始しており、新たにポートフォリオに組み入れるというような形はとっていません。

 全体として細かく利益を確定しており、別に形としてはさして悪くもありません。だったら、もっと大きめのポジジョンで売買すればいいということになりますが、小さく細かくだからこういう形が気楽に取れているのであって、ポジジョンを拡大しても同様にうまくいくとは限りません。というより、気持ちの面で違ってくるところがありますので、うまくいかない可能性も大きいと思われます。

 ここからは今のこの形は維持しつつ、もうちょっと違った発想での売買も付け加えていきたいと思います。

 今後についてはこの次にでも。
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2008年第一四半期の運用をふりかえる(1)

2008-03-31 23:07:05 | 株式投資・資産運用
 今日で2008年の第一四半期が終了しました。

 本家の株日記の方にも書きましたが、まあ、ちょっと記録的な厳しさでした。

 昨年末からの運用での時価評価損失額は今日の下落もあって、なーんと-500万ぐらいになっています。

 この期間の日経平均の下落率は-18%強。自分の日本株の方は-14%強です。この数字はIPOの利益分なども含んでのものです。

 メルマガレースの記録を見ると、下落率では今回よりも大きい数字の時は散見されるのですが、四半期での時価評価での損失ということでは、今回は記録をりだしてから、というより株式投資を始めてから最大のものになっています。

 唐突に破綻したフーズネット特損や過大なポジジョンをとり、希望的観測での下手な売買で損失がふくらんだ神戸物産特損などの時期を超えてますわ。これらの時期の大きなマイナスというのは原因がはっきりしているわけ、というか、特定銘柄の売買が主因なわけですが、今回は全体がだらーっと下げてきてのこの結果です。

 というのは、家計の全金融資産の占める株式の割合はさして高くもないのですが、全体として運用額そのものは増加してきているため、比率ではなくて額ということだと、これが大きくなりがちというのが主因です。

 まあ、3ヶ月で2割やそこらマーケットが下落するのは、十分にありうることですので、そんなに驚くほどのことでもありません。

 日本株の運用スタンスは、以前にも書いたように最近は「分散された指数より値動きの幅が小さくなりがちなポートフォリオを維持しつつ、ここにIPOや短期売買での利益をのせる」という形になっています。IPOや短期売買はうまくいくとは限りませんが、形としてはこうなっているわけです。

 短期的にうまいタイミングで大きなポジジョンを入れ替えるようなことがうまくできればいいのですが、これは力量的にも性格的にも無理。「力量」でこれがうまくできている人というのは、私はほとんど知らないですが。たまたま、一回や二回や三回とかいうことなら可能性はあると思いますけど。

 こういう損失が拡大していく状況は気分的には不快ではありますが、別にそれで気持ち的に不安定になったりイライラしたりするということはありません。

 というのは、これは日本株だけではなくて中国株でもそうですが、売買により既に利益を確定した範囲の金額でしか株を買っていないということがあるからです。つまりは、なにがどうなろうと、金額面では株式投資で投資した元本を下回るような損失を被る可能性というのは全くないからです。

 つまり「別にトータルでは損してないもん」という言い訳が常に事実として成立するという状況なわけです。

 これが時価評価で投資元本を割り込んだり、また、極端にレバレッジを効かせたポジジョンをとっていて、破綻のリスクがあったりするようだと、まあ、心穏やかでいることは難しいでしょう。

 投資元本を割り込む可能性を排除することは、通常はなかなか困難ですが、レバレッジを効かせたポジジョンというのは、やはり逆に出た時の損切りの徹底など、退場しなくて済むポジジョン管理が決定的に重要だろうと思います。

 自分自身の場合、依然として適切なアセットアロケーションのあり方というのは課題ですが、日本株運用については基本的には現在の形を続けていくことで別にかまわないし、それが自分の生活なり性格に今のところはあっていると考えています。

 アセットアロケーションのあり方については、現金的ポジジョンが過大であるというのが課題ですから、基本的にはリスクをとってリターンを増やすことをめざす方向で検討をすすめるということになります。

 
 





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懸賞ごときに・・・・

2008-03-31 22:36:46 | 懸賞
 さてと、懸賞の方は今月の応募総数が4300を突破しました。これは月間の応募総数としては過去6番目の記録になります。

 月末にかけて一気に応募数を増やした形ですが、数が増えたのは、やはり当選確率の低い簡単応募系のところで稼いでいるからです。

 しかし、未読のメールを全部チェックしつつ、めぼしい懸賞があった場合は応募する「メールつぶし」や、懸賞情報サイトに掲載されている「月末特集」で未応募のところをチェックして応募するような方法もとっており、最近では応募内容としては悪くもありません。

 これが来月以降の当選にどうつながってくるのか、若干期待しているところです。

 しかし、まあ、この懸賞応募ごとはにそれなりに時間を費やせるという状況は、ある意味、よい状態ということでもあります。

 というのは、健康面で何か問題があったり、あるいは仕事が忙しくてやらなければいけないことが山積していたり、気持ちの面で心配事があったり不安定になったりしているような状況では、意識は懸賞応募の方に向かないですし、物理的にも応募数を増やすこともできません。

 つまりは、自分及び自分の周囲に、非常に大きな問題を抱えているようなことがないから、懸賞応募というような、いわば「どうでもいい」ようなことに気持ちが多少は向くということになります。

 こういう「どうでもいいいこと」に気持ちを向けられるという状況は悪くないわけです。

 4月からはまたちょっとバタバタとした日々になりそうです。

 月間応募総数の記録挑戦は夏になるかと思います。
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2008-03-31 10:28:15 | 映画テレビメディア
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 これはパイオニアの懸賞でいただいて見ました。
 
 青山真治監督というのは、私は知りませんでした。この作品の前編にあたるような作品があるそうですが、見ていません。

 まあ、これは何の話といえばいいんでしょうか。「濃いお母さん」の話とでも言えばいいのかなぁ・・。というより「濃い女」という方がよくあてはまる感じかな。

 この映画、夜中に液晶のPCモニターで見たのですが、画質など特に問題なく、ちゃんと見られました。見終わって最初に連想したのが、今村昌平監督。なんか、今村監督が描く「濃い」女の人と共通性があるように思いました。

 で、ネットで検索してみると、やはり同じように感じている方がありました。

 これは逆「東京タワー」だという指摘もありました。一見最もな感じがしますが、実は逆じゃなくて、裏表ではないかと私は思いました。

 って、まったく具体的でないから意味がわからんわね・・・。まあ「重め」の作品が好きな方は見ていい一本だと思います。

 キャストがすごい・浅野忠信に石田えり、で、宮崎あおいにオダキリジョーですから。まあ、浅野は役者としての存在感はなかなかです。石田ははまり役ですし、オダキリジョーの独特の雰囲気もよいです。

 特典映像の方はまだ見ていません。これから見てみます。

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