「テクニカル分析の迷信 行動ファイナンスと統計学を活用した科学的アプローチ」をトレーダーズショップモニターで送ってもらいました。
コメントはこちらに掲載されています。
この本は今年読んだ投資関連書籍の中では出色でした。
この本の内容や結論を待つまでもなく、テクニカル分析とやらのほとんどはカスです。書籍の中の言葉を借りれば「間違いであるよりも悪い無意味なもの」であるということです。
まあ、最大限善意に解釈して、テクニカル分析とは過去の値動きなどから将来の値動きを予測しようとするものであり、「今まではこういう傾向が強かったから将来もこうなるんではないかなぁ・・」という以上のものではありえません。
だから、本質的にテクニカル分析は結果論でしかありえませんし、将来を予測するものではなく、過去を振り返ってみるものでしかありません。。
過去チャートを分析して見せることはいくらでもできます。だからといって、実際の投資に有効な程度にまでこれを活用することはできません。
過去の特定の期間を取れば、いくらでも有効なテクニカル分析の手法は見つかります。今後もそれはあてはまるかもしれません。しかし、それはその分析手法の有効性を示すものでもなんでもなくて、たまたまそうなったにすぎません。
これから先に何が起こるかなんてわかるはずがないわけです。
テクニカル分析に凝るのは勝手ですが、その奥義を究めようとすることは率直に言って無駄だと考えます。まあ、星占いを究めるのと同等の意味はあるかもしれませんが。
それよりは行動ファイナンスの最新の知見にふれることの方が有意義でしょう。
また、アセットアロケーションのあり方やポジジョン管理のあり方について学ぶ方がよほど意味があると思います。
コメントはこちらに掲載されています。
この本は今年読んだ投資関連書籍の中では出色でした。
この本の内容や結論を待つまでもなく、テクニカル分析とやらのほとんどはカスです。書籍の中の言葉を借りれば「間違いであるよりも悪い無意味なもの」であるということです。
まあ、最大限善意に解釈して、テクニカル分析とは過去の値動きなどから将来の値動きを予測しようとするものであり、「今まではこういう傾向が強かったから将来もこうなるんではないかなぁ・・」という以上のものではありえません。
だから、本質的にテクニカル分析は結果論でしかありえませんし、将来を予測するものではなく、過去を振り返ってみるものでしかありません。。
過去チャートを分析して見せることはいくらでもできます。だからといって、実際の投資に有効な程度にまでこれを活用することはできません。
過去の特定の期間を取れば、いくらでも有効なテクニカル分析の手法は見つかります。今後もそれはあてはまるかもしれません。しかし、それはその分析手法の有効性を示すものでもなんでもなくて、たまたまそうなったにすぎません。
これから先に何が起こるかなんてわかるはずがないわけです。
テクニカル分析に凝るのは勝手ですが、その奥義を究めようとすることは率直に言って無駄だと考えます。まあ、星占いを究めるのと同等の意味はあるかもしれませんが。
それよりは行動ファイナンスの最新の知見にふれることの方が有意義でしょう。
また、アセットアロケーションのあり方やポジジョン管理のあり方について学ぶ方がよほど意味があると思います。