図書館にあったので借りました。
まあ、まともな内容の本だと思います。
わけのわからん投資信託を切り捨てて、相対的に「まとも」な投信を紹介しています。
まずは販売手数料や信託報酬などのコストが安いこと。これは長期では大きく響いてきます。
また、運用額がそれなりにあり、本書では30億としていますが、世界の株式や債券などに分散投資するもの。
よくわからないのは、これらの長期運用で7%の利回りが期待できるとしている点です。
こう書いてはいるのですが、その根拠がわからない。過去のデータからということだとは思うのですが。そんなに期待できるのかどうか・・・。
また、ETFについてまったくふれていません。意図的にそうしているのかな。コスト面等でETFと比較して、一般的な投信、それがまともなものであるにしても、がいいのか悪いのか。
私自身は個別の銘柄や商品等について自分で理解できるものについては個別の商品で、それが難しい場合はETFを利用することを基本に考えたいと思っています。
こうした個別の銘柄や商品選択をすることは楽しみでもあるので。
そういうのはめんどくさい、興味もない、時間もない、だけど資産の運用はしたいという場合には、投信、それも積み立ての形でというのは、運用の有力な方法になるだろうとは思いますけど。
せっかくだったら、自分で色々考えてした方がいいのにね。