旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

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松阪といえば?(5)

2013-05-19 05:11:55 | インターネット・パソコン・デジカメ
松阪といえば?(5)

文化財センター「はにわ館」へ。ここには宝塚古墳から出土した船形埴輪などが展示されています。





同型の埴輪としては日本最大ということです。確かに大きいし、装飾もすごいです。

ここには屋外に地域の子どもらが製作した埴輪のレプリカ(実際に焼いている)もたくさんおかれていました。

この埴輪についてはこちらに詳しいです。


こんなのもありました。盾型の埴輪。



で、市内の循環バスに乗って、実際に宝塚古墳へ。

前方後円墳とホタテ型の古墳。この地域には他にもたくさん古墳があったそうですが。



古墳の横に張り出したような形になっている「造り出し」というところ。ここから船形埴輪などが出土したということで、レプリカもおかれていました。
ここで祭祀が行われたのではないかということです。実際にどうだったかは、文字の資料とかが残っているわけではなく、よくわかりませんが。
舟型古墳そのものの意味も推測の域を出ません。まあ、このあたりのことを考えるのが考古学の面白いところかもしれませんが。


こちらはホタテ型古墳の墳丘部。こちらの方があとから造られたということ。
いずれも5世紀ということですから、以前に行った椿井大塚山古墳よりもかなりあとの時代になります。


この古墳からも伊勢湾が見渡せます。この地域で大きな権力を持った人の古墳だったということでしょうね。

今回は、この古墳から出土した船形埴輪と本居宣長記念館の資料に圧倒されました。

またバスで駅に戻り、そこからは車で帰路へ。渋滞もなく1時間半程度で戻れました。


コメント (2)
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松阪といえば?(4)

2013-05-19 03:50:48 | インターネット・パソコン・デジカメ
 城址には歴史民俗資料館もあります。明治時代の図書館の建物。昨日は閉館日でした。なんで土曜に休み?。


 こちらが本居宣長の旧居、鈴屋。


 室内。


 で、すぐ横に本居宣長記念館があります。これはベタな「顔出し」。


 記念館では、時代を追って本居宣長に関係する資料が展示してあるのですが、その仕事量、勉強・学習の量のものすごさに圧倒されます。非常に細かい文字で書かれた草稿やメモ的な資料なども展示してありました。
「どんだけ勉強してるねん・・・」という感じ。

 こちら、お城のすぐ下の武家長屋、御城番屋敷。お城を警護する武士の「長屋」的な建物で、今も実際に人が暮らしておられたりします。


 これは公開されている建物。


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