つづき3 投資賢者の心理学 ―行動経済学が明かす「あなたが勝てないワケ」
第二章は「投資の基本、ありがちな間違いは?」というタイトルです。
この章の内容は、書かれていることは、とりあえず、それはそうだけど、
そうではない視点もありうるというような中途半端なものが多いです。
FXについて。投資について未経験な人がいきなりそのリスクも認識せずにレバレッジをきかせた
FXでの運用を行うのは、たしかにハイリスクすぎます。
が、レバレッジなしの1倍での運用をするのであれば、FXは外貨預金や外貨MMFよりも低コスト
の運用が可能というところもあります。後者の視点については、本書ではまったくふれられていません。
ドル・コスト平均法について。
この本質は、天引き積立的な投資方法と「どうせずっと買うのであれば、安い時にいっぱい買った方がいいかも」
ということにつきます。これは、別に有利でも不利でもない。ニュートラルだけど、こういう方法、価格が高い安い
にかかわらず定期的に一定額でその資産を買い続ける、もありうるということだけですね。
この方法を利用する場合、絶対に必要なのは、無価値になる可能性が全くないか、極めて極めて低い投資対象を
選択すること。別にこれはドル・コスト平均法云々に限ったことではないですが、例えば投資対象の企業が倒産すれば
その企業の株式は無価値となる場合が多い、つまり投資金額が全損状態に陥るということです。
次に、ドルコスト平均法の効果が大きくなるのは、値動きの幅が大きいこと。
大きく上昇したり、逆に下落したりする可能性が高い。こうなると、安いところで多く買う効果が大きくなります。
別に投資対象は株式に限りません。例えば、金とかいうのもありますね。
というように、この本は、とりあえず投資初心者的な人を読者対象としているところがあり、そのため、一見、それ
はそうなように思えるけど、あれこれ突っ込みどころも多いのです。
第二章は「投資の基本、ありがちな間違いは?」というタイトルです。
この章の内容は、書かれていることは、とりあえず、それはそうだけど、
そうではない視点もありうるというような中途半端なものが多いです。
FXについて。投資について未経験な人がいきなりそのリスクも認識せずにレバレッジをきかせた
FXでの運用を行うのは、たしかにハイリスクすぎます。
が、レバレッジなしの1倍での運用をするのであれば、FXは外貨預金や外貨MMFよりも低コスト
の運用が可能というところもあります。後者の視点については、本書ではまったくふれられていません。
ドル・コスト平均法について。
この本質は、天引き積立的な投資方法と「どうせずっと買うのであれば、安い時にいっぱい買った方がいいかも」
ということにつきます。これは、別に有利でも不利でもない。ニュートラルだけど、こういう方法、価格が高い安い
にかかわらず定期的に一定額でその資産を買い続ける、もありうるということだけですね。
この方法を利用する場合、絶対に必要なのは、無価値になる可能性が全くないか、極めて極めて低い投資対象を
選択すること。別にこれはドル・コスト平均法云々に限ったことではないですが、例えば投資対象の企業が倒産すれば
その企業の株式は無価値となる場合が多い、つまり投資金額が全損状態に陥るということです。
次に、ドルコスト平均法の効果が大きくなるのは、値動きの幅が大きいこと。
大きく上昇したり、逆に下落したりする可能性が高い。こうなると、安いところで多く買う効果が大きくなります。
別に投資対象は株式に限りません。例えば、金とかいうのもありますね。
というように、この本は、とりあえず投資初心者的な人を読者対象としているところがあり、そのため、一見、それ
はそうなように思えるけど、あれこれ突っ込みどころも多いのです。