伏見の光の大損失!ワースト3 100万弱
株式投資を始めた頃、ビギナーズラックに恵まれると「俺って、いけるかも!」
と誤解したりすることはありましたが、
その後は、どちらかというと、儲かった時はたまたま、損した時は自分に原因があると
考えることが多くなりました。今でもそうです。
実際、儲かる時にどこまで儲かるかはわからないことが多いですが、損失の方は自分でコントロール
できるところがかなりありますし。
ということで、20年弱の投資歴の中、個別の商品、売買で、損失が大きかったものをふりかえり
教訓を考えてみましょうか。
ワースト 第三位、これは株式ではありません。
転換社債です。CBとも言われます。銘柄は何かというとエルピーダメモリですね。
多分102.5円、つまり102万5000円で買っていると思います。
新規発行の時に購入したものですが、その後、エルピーダメモリは2012年2月27日、会社更生法の適用を申請し経営破綻しています。
転換社債というのは、社債ですから、期日になると償還されるものですが、会社そのものが破綻すれば、戻ってくるのはごくわずかです。
現在のところ、多分、数万程度は戻ってきていると思いますので、損失額は100万円弱です。
で、損失が出たのですが、確定申告の時にこれをどうしたらよいのかがわからず、ただ損しただけになっていて、利益と相殺するような
ことができていません。
このCB、格付けは確かBBBだったと思います。とりあえず投資適格の範疇内のものでした。
扱っているのが半導体のメモリーで競争が激しく、為替レートも円高で、業績的に厳しいのはわかっていましたが、唐突に破綻するとは
思いませんでした。
一気に破綻となれば、投資した資金は全損(に近い)状態となるというのは、既にワースト2位のところで経験していましたが、
ここで再度、大きな損失を被ることになりました。
転換社債、CBというのは、商品としては悪くないものです。
普通社債と同様に、新規に発行される場合があり、主幹事証券であれば、株のIPOのように人気殺到ということは比較的少なく、
取るのはそんなにむすかしくないことがあります。
で、公開されると、1割やそこらはスッと値上がりする場合が多く、短期で一定の利益を確保できることが多いです。
以前は、時価100円以下の転換社債を買って、償還まで保有して、クーポン及び購入と償還の差額を利益とするという債券としての売買を
したこともあります。
ただ、地味で、公開直後は売買高も多いのですが、すぐにそれも減少していきます。どんどん発行されるようなこともないですし。
転換社債への投資は全体として見れば、このエルピーダり損失を含めても、利益にはなっています。
今年もソニーで少し利益がありましたし、その前だとテンプホールディングスとか荏原なとがありました。
エルピーダについては、BBB格のところに投資するのは悪かったとは思わないですが、
こうしたことは、とりわけ特定の事業分野に集中した経営をしているような場合は、十分にありえるし、事実、そうであったということを
学ぶ機会にはなりました。
この事例については、そんなに教訓化できることは多くはない感じがします。あとの損失処理についてちゃんと追求してないのはだめですね。
ただ、ミドルリスク・ミドルリターンの比較的堅い投資対象としての転換社債そのものの魅力はありますので、今後も機会があれば
積極的に売買対象にしていきたいです。
株式投資を始めた頃、ビギナーズラックに恵まれると「俺って、いけるかも!」
と誤解したりすることはありましたが、
その後は、どちらかというと、儲かった時はたまたま、損した時は自分に原因があると
考えることが多くなりました。今でもそうです。
実際、儲かる時にどこまで儲かるかはわからないことが多いですが、損失の方は自分でコントロール
できるところがかなりありますし。
ということで、20年弱の投資歴の中、個別の商品、売買で、損失が大きかったものをふりかえり
教訓を考えてみましょうか。
ワースト 第三位、これは株式ではありません。
転換社債です。CBとも言われます。銘柄は何かというとエルピーダメモリですね。
多分102.5円、つまり102万5000円で買っていると思います。
新規発行の時に購入したものですが、その後、エルピーダメモリは2012年2月27日、会社更生法の適用を申請し経営破綻しています。
転換社債というのは、社債ですから、期日になると償還されるものですが、会社そのものが破綻すれば、戻ってくるのはごくわずかです。
現在のところ、多分、数万程度は戻ってきていると思いますので、損失額は100万円弱です。
で、損失が出たのですが、確定申告の時にこれをどうしたらよいのかがわからず、ただ損しただけになっていて、利益と相殺するような
ことができていません。
このCB、格付けは確かBBBだったと思います。とりあえず投資適格の範疇内のものでした。
扱っているのが半導体のメモリーで競争が激しく、為替レートも円高で、業績的に厳しいのはわかっていましたが、唐突に破綻するとは
思いませんでした。
一気に破綻となれば、投資した資金は全損(に近い)状態となるというのは、既にワースト2位のところで経験していましたが、
ここで再度、大きな損失を被ることになりました。
転換社債、CBというのは、商品としては悪くないものです。
普通社債と同様に、新規に発行される場合があり、主幹事証券であれば、株のIPOのように人気殺到ということは比較的少なく、
取るのはそんなにむすかしくないことがあります。
で、公開されると、1割やそこらはスッと値上がりする場合が多く、短期で一定の利益を確保できることが多いです。
以前は、時価100円以下の転換社債を買って、償還まで保有して、クーポン及び購入と償還の差額を利益とするという債券としての売買を
したこともあります。
ただ、地味で、公開直後は売買高も多いのですが、すぐにそれも減少していきます。どんどん発行されるようなこともないですし。
転換社債への投資は全体として見れば、このエルピーダり損失を含めても、利益にはなっています。
今年もソニーで少し利益がありましたし、その前だとテンプホールディングスとか荏原なとがありました。
エルピーダについては、BBB格のところに投資するのは悪かったとは思わないですが、
こうしたことは、とりわけ特定の事業分野に集中した経営をしているような場合は、十分にありえるし、事実、そうであったということを
学ぶ機会にはなりました。
この事例については、そんなに教訓化できることは多くはない感じがします。あとの損失処理についてちゃんと追求してないのはだめですね。
ただ、ミドルリスク・ミドルリターンの比較的堅い投資対象としての転換社債そのものの魅力はありますので、今後も機会があれば
積極的に売買対象にしていきたいです。