山西冬彦ほぼ週刊トライアスリート通信

65歳を過ぎたおじさんのトレーニング&レース&エトセトラ

たまには建築の話だ号

2016-10-15 11:55:57 | 建築

TOTO通信2016年秋号の「現代住宅併走」で取り上げられていた『IRONHOUSE(丸ごと鉄)』がいい。

設計は椎名英三さんと梅沢良三さん(このTOTO通信で知ったが、お二人とも大学の先輩であった)。

梅沢さんは構造設計家。そして、この住宅は梅沢さんの自宅である。

細かなデティルはわからないが、外観のイメージから想像できない内観というかプランである。

地下1階のリビング、そして緑(緑化)が特にいい。

藤森先生に、

『建築緑化にはうるさいほうだが、野菜と果樹を含め、

これだけ多様な緑をちゃんとコントロールしている例はほかに知らない。』

とまで言わしめるのだから、かなり質が高い緑化なのである。

写真は↓

梅沢建築構造研究所HPでご覧ください。

http://www.use-web.co.jp/projects/706


きれいにまとまっているんだけど、想像通りだよね。っていう建築はつまらない。

なるほど!!うならさせないといけないのだ。

建築家の槇文彦さんが日経アーキテクチュアの最新号で、

代々木体育館の中に初めて入ったとき

「息をのむような感動を覚えた」と書いていたが、こういう建物に出会うことはめったにない。

ちなみに、僕もはじめて代々木体育館に入ったとき、巨匠とまったく同じ感動を覚えた(笑)。

あとは、国内だと東大寺と東京文化会館。

ジェフリーバウァの影響を受けたといわれるバリ島のアマンリゾートも、ちょっと鳥肌が立ったなー。

ちょっと違った感覚で感動を覚えたのは、藤森先生のデビュー作「神長官守矢資料館」。


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