遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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水の公園(3)

2019-10-26 09:28:10 | 登山・ハイキング

美しい水の公園が続く

せせらぎが流れる

振り返れば焼岳

川は流れる

整備されたみち

キラキラと太陽を反射させて水は流れる

河童橋からも梓川右岸を遡る。林の中の整備された木道を木漏れ日の中、快適に歩く。空は雲ひとつない快晴。川は太陽を反射しキラキラと煌く。紅葉にはまだ少し早かったが、それでも十分楽しめたハイキングであった。

明神橋を渡り(いつも味わう嘉門次小屋の岩魚の骨酒は今回自粛した)明神館前のテーブルで昼食をとり、ソフトクリームを味わう。これも見場は悪いがミルク味が濃くなかなかイケた。ここからは左岸の林の中の土道をのんびり下る。小梨平にはいつもの絵描きおじさんのテントも健在だった。

退院後大正池から約10kmの歩行は初めてであったが、大した支障もなく歩き通せたことも嬉しかった。水の公園上高地はいつ来ても、何度来てもいいところだ。



この木道のすぐ先に明神池がある

明神橋が見えた

橋に到着

橋から河原を見る

橋を渡る

徳沢への標識

明神岳の偉容


左岸にもきれいな水が流れる

小梨平に到着


水の公園(2)

2019-10-24 04:02:12 | 登山・ハイキング

至るところに水が流れる

梓川沿いの道

随所に顔を覗かせる穂高連峰

梓川も瀬音を響かせ流れる

右岸の道

河童橋到着

橋の袂、右岸のベンチ

橋から覗く稜線

今年はまだ冠雪が来てない

それにしてもよく晴れ、雲ひとつ浮かんでいない。右岸をずーっと遡り、シンボル河童橋に到着。以前よりまた一段と外国人、特に中国人が多いように感じる。

河童橋付近では、河原でも、道端でもポーズを決めて記念撮影に余念がない。ちょっと傍若無人である。ヨーロッパ系と思しき外国人もいるが、彼らはどこか思索的で物静かである。

中国人が道端で撮影をしていたので、横切るのを控えていたら「謝謝」と声をかけられた。少しずつ彼らも進歩しているのだろう。日本人も農協旅行で名を馳せた時代はこんな具合だったのだろう。

河童橋から少しの間、水の脇を歩く。相変わらず右岸の道だがここは遊歩道として整備してあり、イワナが戯れる水辺は快適である。のんびり明神池に向かって歩を進めた。



林の中の道

ここにも水が奔る

よく整備された木道

まさに水の公園だ

木のオブジェ


水の公園

2019-10-22 02:58:17 | 登山・ハイキング

焼岳がお出迎え

立ち枯れの木も多少残っている

大正池・焼岳ををバックに

大正池に映る穂高連峰

林の中の快適な道

少し前だが、体育の日を挟む3連休のこと。大型台風来襲の前二日間が快晴だと知って、急遽日帰りで上高地に行くことにした。

早起きのせいか、ウイークデイのせいか、沢渡の駐車場は比較的空いていた。が、大正池で降りてみるといっぱいの人。流石に人気観光地である。それでも澄み渡った空気の中大正池と焼岳がお出迎えをしてくれる。

学生時代にあんなにたくさんあった池の中の枯れ木はもう殆ど無く焼岳側の岸近くに数本を残すだけとなった。焼岳は噴煙も見えず静かな佇まいを見せている。

上高地は何度目になるだろうか。何度来ても懐深く抱かれるような安心感のある場所だ。地球のことを水の惑星と誰かが言っていたが、上高地は山と森の公園でもあるが一方水の公園でもある。
以前は山登りの通過点として利用していたが、近年は上高地自体を楽しむようになってきた。それくらい味わい深いところでもある。

ここには池、せせらぎ、川、池塘が豊富に点在しきれいな水が豊富に流れる。


河原の道を少しだけ歩く

西穂高岳・天狗岩

田代池に出た

済んだ水流れる田代池

西穂から奥穂高への稜線

冠雪の山々

2018-03-30 05:35:16 | 登山・ハイキング

春霞の向こうに南アルプスが見える

天狗岳

赤岳と阿弥陀岳(右)

阿弥陀岳から権現岳への稜線

写真に収める長男

先週末は花見に絶好な好天であったが、信州も好天に恵まれた。若干空は水蒸気で霞み気味ではあるが、春の陽気が満ちて、外気を浴びる絶好の天気である。折しも山頂近くには新雪が降り積もっており、真っ白に輝いている。

メルヘン街道から遠く南アルプスを望むと、峻峰甲斐駒が聳える。頭を左に巡らすと編笠山、権現岳、阿弥陀岳の八ヶ岳へと続く。稜線近くはくっきりと雪が付き、天空と鮮やかなコントラストを見せる。

もうこれらの山々には登ることはないのだろうけど、神々しいシルエットを眺めているだけで心が踊る。車を運転してくれていた長男もしきりにシャッターを押していた。

落ち葉の小道

2017-10-14 00:58:52 | 登山・ハイキング



秋の山道には落ち葉が降り敷く

稜線から覗く編笠山

足元の落ち葉

秋の3連休、久しぶりに八子ヶ峰トレッキングコースに行った。標高2000m弱の高原状の台地のここは登り1時間半、下り1時間半の手頃なトレッキングコースである。黄葉の始まっている駐車場付近から歩き始め、ロープも張ってある、やや急な斜面を登る。

この傾斜は南米のエンゼルフォールへの最後の登り道と傾斜も距離もほとんど同じである。少し傾斜が緩やかになり、左へトラバースする辺りには、きれいな落ち葉が足元を飾っていた。


熊笹の道

林はすっかり色づいていた

稜線に出ると小屋が望める

八ヶ岳にはまだ雲がかかっていた

縞枯山はまだ夏の中

林はすっかり色づき、黄色や赤の紅葉が美しい。やがて熊笹と落葉松の林に入り蓼科湖へ向かう道との十字路に出る。ここからはなだらかな稜線を景色を楽しみながら歩く。右手に八ヶ岳連峰、正面に縞枯山、蓼科山、左手にヒュッテ・アルビレオの赤い屋根を見ながら歩く。

八ヶ岳には頂上付近にまだ雲がかかっている。登り始めから1時間半かかってヒュッテに到着。3連休とあって小屋は開いていた。


八子ヶ峰の高原状の台地


ヒュッテ・アルビレオ直下

ヒュッテからの蓼科山

ここで昼食休憩。小屋のご主人が雨樋を外して一括り、冬支度を始めていた。我々はまず持参のビールとつまみで乾杯。標高がそんなに高くないのに昼間の酒はよくまわる。おにぎりまでは至らず、いい気分になって出発。

すすきの白い穂がなびく高原を優雅に楽しむ。軽い上下を過ぎたあとは、枯れたわらびが群生する稜線をあるく。なでしこも咲いている。春に来た時10分ほどで蕨が山盛り獲れたところだ。

風がでてきた。スキー場の上部、リフトの終点あたりで白樺湖へ降りる二人連れと別れ、我々はトレッキングコースを行く。傾いた陽が当たる斜面が輝く。下りもロープの張ってある斜面を慎重に降り、日の陰ったさんどうにはいる。

黄色に染まった林の中を15分ほど歩けば駐車場に到着。来たときには5,6台停まっていた車も1台だけになていた。休憩時間を入れて3時間半ほどの快適なトレッキングだった。今の我々の体力ではこれくらいが丁度良い強度だ。


さあ出発だ
八子ヶ峰頂上は平坦

白樺高原スキー場リフト頂上

八子ヶ峰西峰付近の稜線

いよいよ下りだ

名残の斜面

日が傾く中下りの道を行く

山々の展望台

2017-06-06 06:58:34 | 登山・ハイキング

山道はよく整備されている

八ヶ岳と諏訪平

甲斐駒と南アルプス

中央アルプス

御嶽山

富士山頂は雲で覆われていた

入笠山山頂標識

入笠湿原まで行ったらやっぱり入笠山まで足を伸ばした。沢入登山口から林の中を30分ほど登り、水平道を歩く。入笠湿原までは約60分の道のりだ。湿原から30分強で山頂だ。

元スキー場の横を通り、牧場を右手に見て分岐点へ出る。そこから岩場コースと裏道コースに別れ、ちょっと登山気分を味わったら10~15分ほどで山頂だ。

ここは展望が素晴らしい。本日は乗鞍、北アルプス、富士山が雲で隠れていたが、それでも南アルプス、中央アルプス、御岳山、八ヶ岳がはっきりと見える。この展望があるから、ここは人気のスポットなのだろう。この日は土曜日でもあり家族連れや、カップルで賑わっていた。

何時来てもこの山頂は素晴らしい。東京では高尾山が人気だが、眺望や登山道の整備からすればここは数倍良いところだ。

帰途、新緑の林の中をマイナスイオンを胸一杯吸い込みながら山道を下った。午後も4時近くなるとほとんど人はいなくなる。爽やかで静かな道を楽しんだ。


杣道をたどる
新緑の落葉松林の中で深呼吸




快晴の八子ヶ峰(写真集)

2016-11-08 01:00:19 | 登山・ハイキング
快晴の八ヶ岳 右から左へ編笠、権現、阿弥陀、赤岳の山々

雲一つない晴天に恵まれた土曜日、流石に家に居るのは気が引け、八子ヶ峰に出かけた。案の定、空はスカッと晴れ、峰に一片の雲もかかっていなかった。

トレッキングコース駐車場には、先着の2台の車が駐車してあり、12:00と遅いスタートの我々は、登山口へと向かった。1時間ほどで稜線へでる。眼前に八ヶ岳がパノラマのように広がる。

   右から左へ 横岳、硫黄岳、天狗岳
   山小屋アルビレオの赤い屋根
   逆光に映えるすすきの穂
   南アルプス甲斐駒、仙丈ヶ岳
   幾層にも重なる山並みの向こうにに中央アルプスが浮かぶ 
   確かに八ヶ岳は八つの山からなる
   堂々たる御岳山の威容
   高原の向こうに北アルプス
   乗鞍岳の山容
   山荘アルビレオの前壁面
    間近には霧ヶ峰車山
   静かに見守ってくれる蓼科山
   八ヶ岳の裾野と南アルプスが交わるところ
   本日は見通しもよく、女神湖もくっきり見える
   稜線に別れを告げ林の道に入る 落ち葉が一杯だ
 林に入ると15分ほどで駐車場に着く 残っているのは我々のジムニーだけだった
 夕日に赤く染まる阿弥陀岳 本日のフィナーレに相応しい

午後の半日文字通りスカッ晴れであった。折からの紅葉の最盛期に林は錦のごとく彩られ、微風に頬を嬲られながらのトレッキングは楽しい。森林限界を越えて展望が広がり、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、北アルプス、車山、白樺湖、女神湖、蓼科山、縞枯山と360度の展望を満喫した。

稜線歩きを終えて再び静かな林の中を歩き、車を置いた駐車場に付いたのは3時10分であった。夕暮れが迫り夕日の色が濃くなってくる頃、帰路から眺めた阿弥陀岳は、まさに本日のフィナーレを飾るにふさわしい姿であった。

紅葉を求めて

2016-10-16 10:09:32 | 登山・ハイキング
紅葉のシーズンに突入したが、身の回りでは未だその気配しかないので、標高2127mの麦草峠から、白駒池に向かった。公営の駐車場にジムニーを置き麦草ヒュッテを経て白駒池に向かう。駐車場は満車。普段は止めてないスペースまでぎっしりと車が入っていた。こういう時軽自動車は便利だ。

   ここからスタート
   まずは笹っ原から始まる
   林の中の道
   木道も整備されている
   奥庭の標識
   駐車場からの道と合流
   道脇の苔

林の中の静かな道を歩く。木道が出てくると「奥庭」と称する開けた場所に出る。ここまでずーと常緑樹なので紅葉はまるでない。広い砂利道と合流。白駒池の有料大駐車場から来る道だ。好天とあって人が多く行きかう。間もなく湖畔の案内板、丸山・高見石への分岐点。ここはもののけの森と名付けられ、ジブリの「もののけ姫」の舞台のヒントになった場所だ。

乾季で勢いがないが、確かに苔むした岩や、倒木が苔を纏っている。根こそぎ倒れた根っこがオブジェのように見えるから不思議だ。分岐を左にとり湖畔遊歩道を時計回りに行く。

   分岐地点案内板
   根っこのオブジェ
遊歩道の始まり
  案内板
   木道と苔むした遊歩道脇
  ジブリアニメの世界

遊歩道を半周するとようやく紅葉に出会った。池に向かって葉っぱを透かすように眺めるとそれなりに美しい。今年はほとんど赤い葉ばかりで、いつものように黄色の葉が少ない。天候不順は黄色の葉を生み出さないのだろうか。
確か、黄色は緑の色素が退色して発色し、赤色は色素が形成されて発色すると物の本に書いてあったのだが、いずれにしろ発色が少ないようなきがする。

   湖畔の紅葉
   対岸の紅葉
   白駒荘からの紅葉

池をほぼ一周して白駒荘前に出る。ここまで歩きはじめて一時間強、小腹も空いてきた。この食堂で名物の野菜カレーを頂くことにする。ここの食堂からは見晴らしが良い。さすが長年のキャリアがある山荘だ。池の水面使用許可を長野県から受けているという。歴史を感じさせる許可証が食堂の隅に飾ってあった。

ここの野菜カレーは、アフリカほうれん草や明日葉、パプリカ、ナスなどがトッピングされていて、なかなか美味しかった。肉っ気はないが、これはベジタリアン向きである。

   名物野菜カレー


  縞枯山もくっきり
  名前がわからない山
  防護柵が取られていたが鹿害はまだ続いているらしい

帰路は往路と同じ道を辿ったが、好天のお陰で、展望はくっきり、爽やかな空気を浴びながら足取りも軽く駐車場に戻った。紅葉も満喫とまでは行かなかったが、まずまずの色づき加減であった。


スカッ晴れの入笠山

2016-10-15 17:46:46 | 登山・ハイキング
   頂上はこんな混雑

この秋初めてという快晴に恵まれ、入笠山にハイキングに出かけた。途中のコンビニに寄るも、おにぎりは品切れという盛況。沢入登山口の駐車場もほぼ満車。かろうじて軽が入るスペースを見つけ駐車。11時10分前に出発。

登山道は静かで、まだ降りてくる人も殆ど無い。1時間程黙々と登る。

   始めは幅も広い登山道
   次第に道幅は狭くなる
   熊笹に覆われるようになると間もなく入笠湿原だ
   入笠湿原到着
   下草が少し色づいている

案内通りの時間で入笠湿原に到着。好天の土曜日とあってやはり人が出ている。湿原の下草は少し茶色がかってきているが、白樺などはまだ紅葉になっていない。

少し歩いてマナスル山荘前の登山口に向かう。ここの若主人は商売熱心で、おやきを売らんと声を上げて通りすがりの登山客に呼びかけている。「鹿のおやきもあります」「TVで取り上げられたシチューも美味しいですよ」嫌味でないので帰りに立ち寄ることにする。(実際に立ち寄り、おやきを食べた)

登山口では保育園の一団が我々の前で出発するところだ。園児4,5名に先生一人の割合で引率。総勢30名位が賑やかに隊列を組む。10分ほど間を置いて我々も出発。登り始めの少し傾斜のきついところで中年の夫婦が降りてきた人にこの先のことを聞いていた。降りてきた人は「これから傾斜はますます厳しくなる。岩場も出てくる。」などと脅かすような案内をしている。

別ルートもあるので心配はないので、分岐点でその老夫婦にアドバイスして、我々は岩場ルートを行く。登山口から30分で頂上。ここもコース時間通りだ。保育園の最後尾に頂上直下で追いついた。やっと登りきった子供に皆で拍手で励ましていた。

   登山口案内標識
   はじめから傾斜はきつい
   コース分岐点
   谷の向こうは棚田のような牧草地
   岩場が続くと頂上は近い
   間もなく頂上だ
   背後に聳える八ヶ岳

頂上広場は人人人で大混雑、保育園一行の他団体の人たち、カップルで登ってきた多数の人、今まで10回近く登ってきた入笠山では考えられないような人口密度であった。スッキリ晴れた山頂からは、360度展望が開けるこの山の人気度が高いのはうなずけるがこんなに密集するのは勘弁してほしい。

  押すな押すなの頂上
  頂上からの八ヶ岳
  御岳方面
  南アルプス
  乗鞍方面
  北アルプス方面
  富士山は薄っすらと
  八ヶ岳をバックに

帰途は、ほぼコースタイム通りで、のんびりいつものように法華道を辿り降りてきた。沢入口駐車場にはそれでもまだ車が半分くらい残っていた。何よりこんなにスッキリと晴れた秋の一日に感謝しながら山道を下った。

  法華道分岐点
  熊笹の中の法華道
  せせらぎを渡る法華道
  水圧調整所 ここまで下ればもう安心
  標識完備の登山道
  駐車場にはまだ多くの車が











横谷峡に遊ぶ

2016-10-12 06:13:14 | 登山・ハイキング
    霧降の滝
   緑の中を進む
   奥入瀬渓谷を思わせる渓流

3連休の或る日、紅葉が進んんでいると聞いて白駒の池へ向かった。ところが標高1700mあたりからガスが出はじめ、2000mの麦草峠の駐車場に着いたときには雨まじりの猛烈な雲に囲まれ、やむを得ず撤退。それでも少し下り横谷観音付近では薄日のさすほど天候は回復傾向になった。

それでは、ちょっと横谷峡に立ち寄ってゆこうと途中下車。連休初日とあって曇天にもかかわらず人が結構出ていた。台風の影響か、遊歩道は工事中のところがあり、出だしの乙女滝はパスし、旅館前を通って遊歩道へ入る。ここら辺りはまだ紅葉には程遠く、緑濃い木々の下を歩く。

すぐに霧降の滝。3つに分かれて落下する小ぶりの滝だ。カップルが二組写真撮影をしている。このところの雨で少し水量の増した渓流脇をあるく。川幅が少し狭いが、まるで十和田の奥入瀬渓谷みたいだ。

   鷲岩
   屏風岩
   水量は豊富だ
   王滝の景観

やがて、いかにも鷲が住み着きそうな岩壁に出る。鷲岩、そこから暫くで以前長男と来た時珈琲を沸かした屏風岩、それとは別の時に、熊と出くわした小台地を経て王滝展望台に到着。ここまで来るまでに何組かの人とすれ違ったり、追い抜かれたりしたが、この展望台にも二組のカップルがいた。

王滝は谷を隔てた対岸にあり、堂々たる水量の滝である。マイナスイオンが大量発生しているのだろう。空気はいかにもうまい。此処から先は遊歩道修復中で通行止めだ、この高さ迄上がってきても紅葉はまだ気配も見せない。ここで引き返すことにする。

ここまで少時間約40分、往復1時間強の散策を終え、気持よく帰途についた。ここら辺りはこうした、自然が数多く残っており、散策地に事欠かない。私が蓼科が好きな所以でもある。