遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
更新は猫以下の頻度です。

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CHADOU

2015-07-31 07:51:20 | 行ってきました
   喫茶店へのアプローチ
   「茶道」入り口

博物館の入り口受付カウンターの横のドアから、付属の喫茶店へと向かう。アプローチ横には水も流れ、石も配置されていてなかなか凝っている。入口ドアには「CHADOU」と表示があり、壁一面に茶葉の保存缶が嵌めこまれている。席に座ると壁から缶を取り出し蓋を開けて香りをかがせる。

メニューを持ってきてもらうと、セットものメニュー(お茶・サンドイッチ・デザート)のほかは分厚いお茶のリスト(紅茶・グリーンティ)を差し出される。インド人系のウエイターだ。「注文はなにか」と聞かれ思わず「ダージリンのブラックとグリーンティ」と注文を出す。

数分後出てきたのは大きなポットにたっぷり入ったお茶。グリーンティはあんまり美味しくはなかったが、冷房の効いた店内でゆっくり休めた。せかせかしていないのでお店には儲からない客だろうけど私達は快適に過ごせた。日本精神や茶道など微塵も感じられないお店だが、ほって置かれる度合いがよく、ここの空間は快適だった。

すっかり満足して結局博物館には入らず帰途についた。

   たっぷりとしたポットで提供される
   壁一面の保存缶
   いかついウエイター達


CHADOU

2015-07-31 07:51:20 | 行ってきました
   喫茶店へのアプローチ
   「茶道」入り口

博物館の入り口受付カウンターの横のドアから、付属の喫茶店へと向かう。アプローチ横には水も流れ、石も配置されていてなかなか凝っている。入口ドアには「CHADOU」と表示があり、壁一面に茶葉の保存缶が嵌めこまれている。席に座ると壁から缶を取り出し蓋を開けて香りをかがせる。

メニューを持ってきてもらうと、セットものメニュー(お茶・サンドイッチ・デザート)のほかは分厚いお茶のリスト(紅茶・グリーンティ)を差し出される。インド人系のウエイターだ。「注文はなにか」と聞かれ思わず「ダージリンのブラックとグリーンティ」と注文を出す。

数分後出てきたのは大きなポットにたっぷり入ったお茶。グリーンティはあんまり美味しくはなかったが、冷房の効いた店内でゆっくり休めた。せかせかしていないのでお店には儲からない客だろうけど私達は快適に過ごせた。日本精神や茶道など微塵も感じられないお店だが、ほって置かれる度合いがよく、ここの空間は快適だった。

すっかり満足して結局博物館には入らず帰途についた。

   たっぷりとしたポットで提供される
   壁一面の保存缶
   いかついウエイター達


リトル・東京・イン・LA

2015-07-30 07:01:20 | 行ってきました
   広い通にある案内所

10日間ほどアメリカに行っておりました。主たる目的はSO(スペシャルオリンピックス)世界大会開会式出席と応援ですが、その他も少し足を伸ばしてきました。

LA(ロサンゼルス)で、世界大会はあったのですが、LA滞在の最終日、飛行機までの時間があったので、リトル東京へと出かけました。ダウンタウンからバスで5,6個の停車場を過ぎたところにあるこの場所は、停車場の名前にもあるとおり、かなり有名だったらしいのですが、実際に行ってみた現在の感想は、小じんまりした昭和村といったところでしょうか。

リトル東京で降りると、バス停の斜め前に「交番」と書かれた案内所があり、縦書の漢字が懐かしい。

   櫓が日本的といえばいえるが・・。

櫓の横から、狭い小路に抜けると、日本食やショップ、パン屋、スーパーの前に出る。大きなパラソルの下では器用に箸で弁当をつついている現地の人がいる。しかしなんともこじんまりしており、店の中が暗い。一昔前の田舎の雰囲気だ。現在ではこんなお店は探さないとないだろう。日本ではこうした店は衰退の一途を辿ったのだが、ここLAでも同じだろう。もっと現代的なアニメ、ゲーム、日本食、オタク文化等をを発信しなければ、早晩ここは消滅するだろう。こうした努力をしないので韓国にも宣伝戦でまけてしまうのではないか。トヨタ・ホンダ・マツダなどが進出しているトーランスの都ホテル、スーパーのほうがよほど正確に日本の現状を伝えている。

   旧日系人博物館
   現在の全米日系人博物館

小路を抜けて少し周りを歩いたあと、全米日系人博物館へ。ここはサトウキビ畑開拓の歴史、第二次大戦の際の収容所時代、戦後の苦闘の歴史などが記録されているそうだが、我々は炎天下で少し歩き疲れたので、付属の喫茶店に入ることにした。

バンクーバー・チャイニーズ

2015-07-23 06:31:43 | 行ってきました
   上海リバー入り口と店内

バンクーバーの中国料理は世界屈指のレベルにあると思う。高級店ばかりでなく、飲茶レベルの店でも美味しいところが多い。30年前に来た時には、こちらに在住の中国人の案内で行ったので、お店も料理もとびきり美味しく、お値打ちであった。この処案内されるお店はどこでへ飛び込んでも美味しく、繁盛しているところが多い。

どうしてこんなに美味しい店が多いのかと義弟に尋ねたら、以下の説明をしてくれた。
1988年に中国人富裕層が共産政権を嫌ってカナダに来た時、料理人を連れてきた。(88は縁起の良い数字でこの年行動する中国人が多いと言われた)しかも移住をしやすくするために、中華料理店を開店する人が多かったという。

1997年イギリスの香港返還に伴い共産政権を嫌う香港の富裕層がまたもや海外に脱出し、バンクーバーに進出した。この時も腕利きの料理人を伴ってきたので、多くの中国人がこの地で店を出した。そんな事情でこの地には質の良い中華料理店が多く開店したと言われる。

この日、少し早めに上海リバーという店に入った。半分ほど席は埋まっていただけだが、30分もするとほとんど満席になった。やはり繁盛店である。日本ならさしずめ高級店並の料理だが、こちらではリーズナブルであった。

   まずはビールと前菜のイカの塩味=薄味で美味しい
   小籠包と青菜の蟹卵仕立て=蟹の卵の味が絶品
   貝柱のチャーハンとタンメン=薄味に貝柱の味が効いたチャーハンも絶品
   煮魚のネギ敷の味噌味=これはなんと言っていいのだろう。敷かれたネギが魚以上に美味であった
   勿論ビールのあとは紹興酒を頂いた



ヴィクトリアのバー

2015-07-22 06:41:36 | 行ってきました
   右がバー、左がレストラン同じ経営でメニューも同じ
   確かにバーの雰囲気ではある

義弟夫婦とヴィクトリアに行った時のこと。昼が遅くなったので、ホテルの近くで軽くビールでも飲みながらランチをしようとホテルを出た。

雨がポツポツと来たので慌てて目の前の建物に飛び込んだ。バーとレストランが並んでいる。どちらにしようかと迷っていたら、「メニューは同じです」と係の女性が呼び込んでくれる。観光地らしく海に面したテラス席にお客は座っているが、雨足が激しくなってきたので流石にみんな内部に避難してきた。

注文した料理はいずれも大ぶりで見るだけでもお腹が膨れそうである。ハンバーガーなどは日本のマックの3倍はあろうかというボリュームである。ビールの勢いでお腹に収めたが、さすがに満腹でホテルに引き上げた。

ヴィクトリアの町は港を中心に議事堂、ホテルエムプレス、旧市街が立ち並び、週末とあって観光客で賑わっていた。

   ボリューム満点の料理
   戦死者追悼記念碑と議事堂
   ホテルエンプレスの偉容
   この町が起点となる国道1号線のスタート地点

至福の散歩道

2015-07-21 06:12:44 | 行ってきました
   運河沿いの散歩道 テラスハウスなどが並ぶ
   道の脇にゴルフ場がある

リッチモンドに来てから、雨が殆ど降らない。晴れている日はまず散歩に出る。義弟宅から歩いて20分位のところに散歩道がある。堤防の道が整備され、其処此処にベンチや1km毎の標識がある。どの時間にも、ジョギングや、ウオーキング、バイクの人が行き来をしており、この国の人の運動好きには感心する。

堤防の片側は広大な葦原で飛行場につながる誘導路、片側には水路と住宅街になっている。北側に歩くと3kmほどでゴルフ場の横に出る。南には船着場、公園へ通じる。そこからスティーブストン港の波止場にでる。こちらは今や観光地化していて、天気の良い午後には人が大勢出る。レストランやスナックを売る売店が賑わう。

40分位歩いて港に出て、ちょっとレストランで一休み。売店の前のベンチでもいいのだが、こちらは外での飲酒は禁止なので、ビールは売店では売っていない。レストランの席でしか飲めないので、フィッシュ&チップスもビールも少し高いが一服するにはここしかない。

軽く汗をかいて、席に座りビールとツマミを頼む。港の風が爽やかに通り過ぎる中で、外を歩きすぎる人達を眺めながらグラスを傾ける。正に至福のひとときである。なにか罰が当たりはしないかと思うくらい気持ちが開放される。

   エールビールとF&C

グランビル・マーケット

2015-07-20 03:42:55 | 行ってきました
   ランチを取ったレストラン「ブリッジ」

キャピラノの帰り道、マーケットを覗いてゆこうとバンクーバーの港近くのマーケット・グランビルへ立ち寄った。

まずはレストランでランチ。生牡蠣とナッチョ(メキシコ料理)とビール。牡蠣は小さいのが6個だったが、ナッチョはボリュームたっぷりだ。潮風に吹かれながら波止場のランチは休日気分満点。海賊船もどきの観光船が入港してきたり、ストリートミュージシャンの歌声が風に乗って聞こえてきたり、まるでお祭りだ。

   ボリューム満点のナッチョ
   ビールはピッチャーで

食後マーケットを覗く。肉、魚、チーズ、野菜、パン、スイーツ、なんでもござれ。みな一切れ、一盛がでかい。日本人のお母さんらしき黒髪の店員が「この鯖美味しいよ」と呼びかけてくるくらいで、ここの店員はこちらから呼びかけない限り呼び込みみたいなことはしない。我々は夕食用ののソーセージ、パテ、サラダなどを買い、眼でも満足して売り場を後にした。

市場はなにか心騒ぐ場所である。

   駐車場が満車になるほど混んでいた

キャピラノの吊り橋

2015-07-19 00:42:59 | 行ってきました
   入り口チケット売り場
   チケットと交換で手にスタンプを押してくれる
   場内案内掲示
   ガイドの集合場所

マメである。3年ぶりに来たせいか、義弟は我々に気を使って今日は。近くのキャピラノ渓谷に案内すると言ってくれる。お言葉に甘えてバンクーバー郊外のライオンズゲートブリッジを越してすぐの公園へ。ウィークデイとはいえ夏休みである。駐車場も満杯、チケット売り場も行列、吊り橋の上も満員、おまけに売店も行列と人で溢れかえっていた。

入り口でチケットを購入し、ゲートを潜ると交換で手の甲にスタンプを押してくれる。入ってすぐトーテンポールに迎えられ、吊り橋の行列に並ぶ。長さ137m,高さ70mの橋はよく揺れるが、両サイドに鉄網が張ってあり、危険はない。それより人の乗り過ぎが危険ではないかと別の心配をしてしまった。満員の人を掻き分け向こう側に着いたがそこも人の波。しかし緑は濃く大木の林は暗く静かである。木で作られた遊歩道を上下し、巨大なアメリカ松の上に架けられた吊り橋を歩く、ツリートップ・アドベンチャーを体験する。よくもこんな高いところに遊歩道や吊り橋を張り巡らせたものだと感心する。安全点検が大変なんだろうなあ。

   トーテンポールがお出迎えをしてくれる
   いきなり吊り橋で対岸へ
   橋の袂も人でいっぱいだ
   木の葉がくれの吊り橋に人がいっぱい
   木の上を歩くツリートップアドベンチャー
   ここからスタート
   吊り橋の連続

終わって小休憩。売店も大賑わい。楽しげに楽団が歌っている。冷たい物を飲んで、再び出発。今度はクリフウオーク。崖の外に張り巡らされた歩道を歩くというやつだ。これも金網が張られており危険はないが、正に空中をあるくというみたいでスリルはある。やっぱり人間は怖いもの見たさという本能があるのだろうか?東京タワーも、トロントのCNタワーも、スカイツリー(行ったことはないが)同じように空中に飛び出すような仕掛けがしてある。

   大盛況の売店
   聞いてる方より歌っている方が気分がイイらしい
   崖から突き出すように
   通路は安全だが・・。


花の州都ヴィクトリア

2015-07-18 06:49:21 | 行ってきました
   堂々たる州会議事堂
   街の至るところが花で飾られている

ブッチャート・ガーデンを後に一路ブリティッシュコロンビア州の州都ヴィクトリアを目指す。議事堂は芝生とトーテンポール、ヴィクトリア1世像に囲まれ堂々と聳える。バンクーバーが首都と思っていたがこちらのほうが歴史があるのだろう。その前にあるエムプレス・ホテルが又堂々として歴史を感じさせる。ここでアフタヌーンティをとつれ合いが聞きに行ったら、明日まで予約は満席です、明後日ならと言われ残念、諦めざるを得なかった。

ここは州の政治の中心か、バンクーバーとの関係は、ワシントンとニューヨークみたいなものなのか。
今日のホテルはオスウェゴ、港近くの便利な場所にある中堅ホテル。下のレストランの食事が結構美味しかった。ビストロの看板を掲げているだけのことはあった。白ワインの冷え具合はもうひとつだったが。

   ホテル入口 ホテル&ビストロの標示が
   ホテル横のレストランも花で飾られていた
   議事堂をバックに

港に出てみると、波止場にテントが張られ露店が出ている。ストリートミュージシャンも演奏の準備だ。大型フェリーも着き、小型遊覧船や水上飛行機が桟橋に発着している。大きなクルーザーも着いている。さすが州都だけのことがある。それにしても街路灯にフラワーバスケットが飾ってあり、窓にはプランターが置いてある。花壇には花が咲きこぼれ、ブッチャートガーデンならずとも花いっぱいである。花の都パリではなく、花の州都ヴィクトリアである。観光用の馬車も走り、2階建てのバスもある。ちょっとした観光地だ。

   フェリー発着場 背景はホテル
   波止場前の巨大ホテル エムプレス、
   エムプレス新館
   波止場のクルーザー奥はフェリー


ブッチャート・ガーデン

2015-07-17 05:43:49 | 行ってきました
   園内入り口の案内看板
   入るとすぐに続く花の回廊
   咲き乱れる花々
   メインのサンクンガーデン

ヴィクトリア最大の観光名所、ブッチャート・ガーデンはロバート・ビム・ブッチャート氏の経営するポートランドセメント工場へ原料として供給した石灰岩の採石跡地を美化するため、ジェニー夫人が整地をして草花を植えたのが始まりだそうだ(案内パンフレットより)。約22ヘクタール(7万坪)の敷地には、いたるところに手入れされた花が咲き乱れ、そのスケールは他の追随を許さない。

世界的にも有名なサンクンガーデン(沈床庭園)ローズガーデン、日本庭園、イタリア庭園などを巡り、時の経つのを忘れ、花の世界に遊んだ。これだけの花を咲かせるのは並大抵な苦労ではないだろう。修学旅行か遠足か学生の姿も多く見えた。こうしてみると日本庭園は花が少なく、華やかに浮き立つ気分にさせる他の庭に比べ、侘び寂びの世界を繰り広げ、一種独特である。珍しく日本が個性豊かな世界を繰り広げているようだ。

ここは年間100万人が訪れるというが、さもありなんとおもわせるだけの花の量と質であった。ここは毎日が花博の会場である。花好き、庭好きにはたまらないだろう。

   石切場跡の深い谷間に作られた庭園
   サンクンガーデン奥の噴水
   サンクンガーデン内の花畑
   サンクンガーデン内の高台
   ローズガーデンのフラワーバスケット
   日本庭園の佇まい