遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
更新は猫以下の頻度です。

お知らせ

Twitter で更新情報が観られます。やってる方はこちらからフォローどうぞ。
http://twitter.com/gaiki_jp

魔法のカムラック

2008-12-22 14:06:54 | 雑感

 少し前に「かみ合わせは身体を救う」と言うブログを書いたら、いろいろな人から問い合わせを受けた。そして大半の人から、紹介をしただけなのに感謝された。

 かみ合わせの基本はカムラックという器具を噛むことから始まった。勿論最終的には精密なx線写真をとり、咬み合わせを微調整をしてもらわねばいけないが、私の場合この器具で70%好結果が出たと言ってよい。

 シリコンで出来た、小さな器具である。100円ショップででも売っていそうなものであるが、効果抜群であった。首筋がしこっていって、60数度しか首が回らなかったのであるが、これを噛んで5分後には80数度回るようになった。大型分度器で測定した実話である。開発費、研究費などが加算されているのだろう。カムラックは一万円弱であるが、たちまち身体が軽く感じられるので、私にとっては朗報であった。

 そればかりか、心なしか視野も広くなったような気がする。「真理は単純である」とレーニンは言ったが、まさにそれを現実のものとしている。
この器具は、別誂えではない。(ただ2種類ほどあって検査によって使い分けているのか)一日三回ほど噛むだけである。副作用がないので安心して試すことが出来る。ウソだーと思うくらい即効性がある。私は脳の血流が良くなった。MRIの画像で確認できた。

 年の瀬を迎え、借金で回らない首は別としても、生理的なものにはかなり効果がある人が多い。頭痛や、高血圧にも良い影響がでている。

歳末の煌き

2008-12-16 14:22:46 | 雑感
 
 盛り上がった忘年会の帰り、名古屋駅前のイルミネーションに出合った。
仙台、東京丸の内、神戸、最近ではソウルロッテホテル前のクリスマスイルミネーションなどを思い出すが、いずれも「静」である。
光はそれだけで、充分人を惹きつける。
ここはそれに、動きを加え、奥行きを持たせて楽しませてくれる。

ソウルのイルミネーションはホテル前の全ての木々が光の衣をまとい、銀河が身近に降りてきたかのような、圧倒的な物量を感じさせたが、ここは舞台の演技を見ているかのように変化を楽しめる。

花火の世界でも世界と日本の差があると聞くが、これも日本の技術と感性が作ったものなのだろう。

寒さを忘れ、しばしこの前に立ち尽くした。

質より量!

2008-12-13 16:25:46 | 行ってきました

韓国旅行二日目

南大門市場ー東大門市場ー中部市場ー三成洞(夕食)

本日は買い物三昧(殆ど見るだけだが)
まずはホテルから歩いて、南大門市場へ。行く道で「昨日の運転手です」と言って男が近寄ってきた。
「明日大阪に行くので、お土産を買いに南大門の親戚の店へ行く。貴方も一緒にどか?」と言葉たくみである。見るだけなら、と市場入り口近くの店へ。店内で最高級の焼き海苔25000ウオンだと勧められる。
確か昨日乗ったタクシーの運転手は誰も日本語は喋られなかったのに、今日はものすごく流暢である。

「市場を見て、帰りに寄る」といって出る。市場は無数の店舗が並び、道には屋台が溢れ、活気がある。いずれもものすごい物量だ。衣服、朝鮮人参、海苔、キムチ、アクセサリー、バッグ、靴など店頭に溢れている。
日本語で「安いよ」「完璧なニセモノがあるよ」などといって、手を引く。日本人は良いお客さんなのだろう。私にはブランドの目利きは出来ないが、偽ブランド品のオンパレードである。
2時間近くひやかしたがとても見きれない。同じ韓国海苔を3袋35000ウオンに値切って購入。半値には値切れというのは本当だ。

市場の中で地元の人が沢山入っている食堂で昼食。3人のおばさんと相席。水や、コップ、皿、キムチなど私達に「これだ」(韓国語がわからないので多分)とサービスしてくれる。ここでも親切心を感じる。
食堂の支払いや、ちょっとした買い物用に、円をウオンに、道端で営業している両替のオバちゃんでやったら、成田で替えたレートより大分良かった。

ホテルに、買ったものを置いて、今度は東大門市場へ。ここは卸売りの色彩が強く、南大門よりは、ビルの中の店が多い。ただ建物の中であっても、物量で競っているのは変わらない。近くの中部市場(海産物、干物専門市場)を覗いてみた。観光客は殆どいなかったが、干物、乾物の物量は相変わらずすごい。
そこで、海苔を買ったら、南大門で値切って買った価格の更に半分ほどの値段だった。
しかも値切り無しである。

帰りのタクシーでのこと。中年の運転手と片言の英語でやり取り。「どこから来たか」「なごやから」「名古屋はきいたことがある」「信長、秀吉、家康の3人のヒーローが出たところだ」
秀吉の名前が出たところから、空気が変わって、「今は日本のほうが上を行っているが、韓国は勢いがあるのでそのうち追いつく。現にあのアメリカだって今は少し衰えているだろう」と対抗心をむき出しにしてきた。険悪なムードではないが、政治家はもっと歴史を認めろ、とも言った。
土曜日のソウルは、交通渋滞が激しく、行きの倍以上の時間をかけて戻った頃には、日が暮れていた。小雪もちらつきやはりちょっと寒い。

ホテル界隈は繁華街で、ロッテホテル、百貨店のクリスマスイルミネーションの電球の量はすごい。立ち木が全て電飾されている。仙台の並木飾りが、100mくらいに凝縮されたようだ。若い人が沢山町に出ていた。不況というのがウソのようである。

夕食はホテルのコンシェルジェに予約を取ってもらって、三成洞の大長令というお店へ。タクシーに乗っていったら、「迎賓館」の表示の前を通ったので、すごい高級店かと思ったら、我々の店はその横のこじんまりしたところ。オンドルの床暖房の効いたところに座り、韓定食を頼む。お酒はマッコリでおいしい。メニューは次のとおり。

・小豆のお粥
・どんぐりのこんにゃく煮付
・もやしのスープ
・焼き豚のエゴマ包み、辛味噌で
・すっぱいキムチ
・野菜炒め
・参鶏湯(さむげたん)
・イシモチ塩焼き
・豆腐チゲ
・牛テールの煮込み
・刺身
・朝鮮人参の天麩羅
・キムチ(じゃこのゴマ入り炒めなど6種類)
・むかご入り御飯
・デザート

記憶に漏れているものがあるかもしれないが、兎に角これでもか、というくらい品数が並ぶ。日本の田舎と同じで、残るくらい出すのが歓待だということである。

市場の物量、イルミネーションの量、料理の量など、韓国は活気充分である。
質へ眼を向けるのは何時ごろになるのだろうか?

帰りにコンビニで、美味しかったマッコリをホテルの部屋で飲もうと、買って帰ったのだが、さすがにダウンして手が出なかった。物量に圧倒された一日でした。


暖かい国へ?のはずが・・・

2008-12-05 16:57:50 | 行ってきました

やっとお年玉年賀葉書の一等当選旅行へ出かけられる事になった。
毎日はそんなに忙しくはないけど、まとめて休みを取るとなると、やはり調整は要る。
ちょっと暖かいところでのんびり過ごそうとでかけた。

目的地はタイ(パック旅行)世情不安定なので、前々日HIS担当に聞いてみたら、「中止便もないし概ね大丈夫でしょう」という。
デモによる欠航が出たので、さらに前日夜に問い合わせると、「今は欠航になっているが、出ている便もある。当日成田に居なければ旅行権利放棄とみなす」と高姿勢だ。
外務省ホームページではタイの危険度は第一段階の「注意をして下さい」になっていたので、可能性はあると考え、朝とにかく新幹線に乗る。

ところが新幹線車中に電話があり、「利用便欠航に着き中止」の連絡。今月中の代替旅行候補日を出せといってくる。12月中はとても無理である。えらく高姿勢。純粋のパック旅行参加者は代金返還の選択肢もあるが、こっちは景品なのでそれはない。何とか一月に延期をしてもらう。

しかしこれからどうするか?日程がぽっかり空いた。折角調整した休みだ。もったいない。
こういうときにうちのカミさんは頼りになる。一番近い外国、ウオン安の韓国はどうかといったら、素早く航空会社に電話、本日の夜便を手配。ホテルは長男にインターネットで予約を頼み、夏物の着替え一杯のスーツケースを抱え出発。成田発UA881便のジャンボは10席くらい空いているだけでほぼ満席であった。夜11時ソウルのウエスチン・チョーサンホテル着。
ホテル前の小料理店で遅い夕食。チジミと石焼ビビンバ。地ビール2本。キムチ。店員が色々面倒見てくれる。チジミを切ったり、ビビンバを混ぜ合わせてくれようとしたり。親切、美味しい。

2日目
 昌徳宮(チャンドックン)-仁寺洞(インサ・ドン)-景福宮(ギョンボックン)ー北村(プッサン)
 -ホテルー明洞(ミョンドン)
 今日はソウルに残る代表的な李朝の宮殿と繁華街、韓国伝統建築の町並みをみた。宮殿は首里城に良く似た作り。1.5倍くらいの規模。極彩色に塗装してある。中国紫禁城ほどのスケールはないが、かえって親しみが湧く。皇太子の住居は質素にしてあるところなど、興味深い。建物に○○殿、閣、軒、堂、楼、など名前が掲示してある。景福宮では、当時の装束の衛兵がパフォーマンスをしていた。(写真)
北村はさしずめ山の手といった風情。高級住宅街である。文字通り小高い丘陵地にある。ソウル中央高校の前を通ったら、おばさんが来て「ここが冬ソナの舞台となったところ」だと教えてくれるが、あいにくそのドラマは名前しか知らないのでゴメン。

 仁寺洞は色々なショップが並ぶ繁華街だが、路地に入ると食堂、料理屋が狭い道を挟んで立ち並ぶ。
韓定食(20皿くらいの料理)の店が多い。5000~50000ウオン程度(350~3500円)ウオン安なので値打ちに感じる。観光案内も商店の店員も日本語がかなり話せるので、不自由はない。昼はここで、手打ちうどんと海鮮チゲ。焼酎を2つ頼んだら1にしとけといわれた。運ばれてきたのはビールの小瓶くらいの焼酎だったので確かにこれで充分である。親切だ。相手のことを慮って色々面倒を見る、というのは日本人の特性かと思っていたが、ルーツはここかもしれない。

 夜の明洞は屋台が沢山出ている繁華街。人が沢山出ている。ひやかして歩くだけで楽しい。女性も
屋台で串をほおばっていた。男女同権だ。

 夕食は昨日のホテル前の小レストラン「アリラン」で焼肉。女性店員が付ききりでお世話をしてくれる。骨付きカルビ、ハラミ、タン、キムチ5+2皿、トーフチゲ、ビール、焼酎、ナシ、で154000ウオン(約10800円)うまかった。