はらやすひさ「キングダム」集英社 1~51巻の内10巻
長男が前回の検査入院のおり、「親父退屈ならこれが面白いぞ」とi Padに入った劇画を差し入れてくれた。著者名も題名もよく知らないものだった。
i pad書籍も初めてだったので、それも興味半分でページを繰ってみた。舞台は中国春秋時代。秦の国に生まれた二人の若者が剣の修業をしているところから始まるが、やたら格闘場面が出てくる。首が飛び、胴が離れる。まるでTVゲームを見ているようだ。
次々といろんな剣豪や武将が出てくるところなどまるで同じ展開だ。少し食傷気味になって次男に、内容を聞いてみたら、次男は読んだことがあるという。今何巻ぐらいかという問い合わせに「7,8巻」と答えると「まだキャラクターの性格説明くらいなのでもう少ししたら面白くなる」という。長男も同じような返事だった。
騙されたと思ってもう少し読んでみたらたしかに展開が出てきた。どうやら秦の中国統一がメインテーマの物語らしい。かさばらないので病室にはもってこいだ。もう少し付き合ってみるか。