無残に潰れた左後部
久方ぶりに(といっても、擦る程度のことを除いて、以前に事故を起こしたのは
いつだったろう?)事故を起こした。貰い事故である。
名四国道を名古屋に向かう途中、前のシルビアが急停車した。こちらも精一杯ブ
レーキを踏んで、なんとか寸前で止まれると思った瞬間、後ろで大きな音がして、
車が前に押し出された。はずみで前の車に衝突してしまった。
前の車のリアーに当たりトランクが少し持ち上がってしまった。
私の車は、左テールランプのあたりが削られ、無残にもグチャグチャになってい
た。前はボンネットも少し歪んでいる。
前から降りてきた人に別状はなかったようだが、すぐ私の後ろから降りてきた人
に向かって、免許証の提示や、ナンバーを控えたりして手際が良い。私が当事者
なのだがと不思議に思った。
聞いてみると東京海上日動の損保代理店をしている方だという。こういう場合は、
最後尾の人が、100%責任をもつのが通例だそうだ。追突した人も製造部の部
長さんで、すぐ保険会社に連絡し、警察にも現場検証を求る電話をいれた。
30分ほどして警察官が到着し、人身事故のおそれが少ないと見ると、物損事故扱
いで、現場写真を撮り、車検証、自賠責の確認をして、あっさり帰った。
僅か4ヶ月前に下ろした車が台無しである。幸い車が何とか動くのでディーラー
にもちこんだら修理に3週間はかかるという。気が重くなったが、こんな時、あ
んまりわがままを言うのは止そう、と自制し、代車を出してもらい、乗って家に
帰った。
事故関係者が揃って、大事は無いか、検査を受けておけ、とすすめるのと、今日
は心なしか首筋に張りがあるのと、軽い頭痛を感じるので、明日病院で検査を受けて
おくことにした。後で何かでてこないようにと祈るばかりである。
新年早々縁起が悪い。宝くじでも買おうかなあ。小当りをするかもしれない。