遅いことは猫でもやる

まずは昔メールした内容をひっぱってきて練習...
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杉のオーラ 縄文杉を訪れる

2008-08-22 14:04:06 | 行ってきました
第二日
朝3時に起床。蒸し暑いのと興奮していたのか、あまり眠れなかった。
星空の下、4時前に民宿出発。暗い道をあさひ弁当へと急ぐ。電灯が煌々と点い
ている窓口で本日の朝食、昼食分を受け取る。働き者のおばさんだ。シャトルバ
ス乗り場にも、赤い指示灯を振っている交通整理の人が出ている。

切符を買い、環境整備基金に募金をする。5人で1000円也。ガイドに連れてこら
れた団体さんは、荷物で乗車順の列を作ると、電球の下で、朝飯を食べ始めた。
こっちは寝不足で食欲が無い。

バスに乗り込むが、時間迄に補助席も埋まり満員。10人ほどは次のバスになる。
50分ほどで荒川登山口へ。トロッコ道の起点。




明るくなり始めた5:30分いよいよ出発。すぐ橋を渡り(写真4)右へ折れてト
ンネルをくぐる(写真3)。難儀なところかとちょっと身構えたが、その後は川
を右手に見る平坦なトロッコ道(写真2)。ガイドブック通り45分歩いて橋を
渡ると小杉谷小・中学校あと。(写真1、5)ここで、朝飯弁当を食す。





一緒のバスで来た人たちが続々と通り過ぎる。まだまだみんな元気だ。

15分ほど休憩して、6:30分今度は川を左手に見て歩く。谷川の水は、そのま
ま飲めそうなくらい透明である。比喩ではなく実際、飲料水としてそのまま使え
ると思う。川藻さえついていない。
トロッコ軌道の間に板が敷いてあり、随分歩きやすい。退院後初めての山歩きな
ので、若干不安を感じていたが、少しそれが薄れる。

今度は、小さな橋を渡り、レールの分岐点(楠川別れ)を過ぎバイオトイレの地
点で30分経過。これもガイドブック通り。5分休憩して、出発(7:05)。すぐ三
代杉(三世代の杉が一つの株になっている=写真6)7:20最初の下山者とすれ違
う。ヤクザルとも遭遇。悠々として逃げない。7:40休憩。ここから先頭を歩か
せてもらう。うっそうとした森の中、良い空気の中を快適に歩く。(写真7)
7:45 仁王杉。やはり名前のついている杉には何か気を感じる。





杉のオーラ 縄文杉を訪ねて

2008-08-15 11:32:30 | 行ってきました
第一日続き

民宿ひまわり。つっけんどんだと思っていた民宿の奥さんは、スーパーの場所も
親切に教えてくれるし、部屋やお風呂場は清潔だし、お客との距離感がべたべた
せずに、付き合いやすい人だった。



デッキ(暑いのでここには出なかった)


部屋の一部


夕食 トビウオの塩焼き、亀の手の塩茹でなどの料理が並ぶ


ビールの後は、スーパーで買ってきた焼酎。氷と水を頼むと「焼酎用ですね」と
あっさり気を利かせて、グラス、と水をくれる。つまみにさつま揚げを追加注文
すると、「明日これは出しますが」と案内してくれる。が、私と家内は連泊だが、
他の3人は宮之浦岳登山なので、出してもらう。焼酎にぴったりのつまみだ。
本坊酒造の番頭さんの言っていたとおりである。

久しぶりに会った仲間なので、話題は尽きない。飛行便のこと、エネルギー問題、
結婚式のことなど、どんどん盛り上がる。
翌朝が4時出発なので、9:30に楽しい宴はお開き。明日は大丈夫か?

杉のオーラ 屋久島へ

2008-08-15 11:31:36 | 行ってきました
第一日
8月のはじめ、縄文杉を訪ねて屋久島へ行ってきました。
かねてより行きたいと思っていたところですが想像以上に良い島でした。
まあ仲間がいつもの登山仲間なので、どこへ行っても楽しいのですが、今回は、
いろいろな出会いもあり、いっそう楽しい旅となりました。

セントレアam8:00発全日空便。土曜日のことでチェックインカウンターは人
・人・人。7:30に仲間は全員集合したのだが、とても間に合いそうに無い。
手荷物検査は搭乗案内の人のお陰で、列をパスして乗り込んだのだが、出発は機
の整備の都合上20分遅れ。おかげで、鹿児島空港で中央駅行きのバスにぎりぎり
セーフ。

バス降車したら、タクシー運転手が近寄ってきて、「時間があるから市内観光は
どうだ、7000円のところ3000円でいいから。鹿児島ラーメンのうまいところへも
案内する」と機関銃のようにしゃべる。辟易として、ガスボンベを買いたいのと、
朝飯の定食屋まででいいと言って、高見馬場食堂で降りる。鹿児島でもタクシー
は生き残りに必死なのだろう。

午前中から生ビールとおかず、で早くも盛り上がった。土地の人はソーメンを食
べた後、焼酎をボトルで注文している。さすが焼酎の本場だ。

鹿児島港からロケット1号(高速艇)で1:40分ほどで屋久島へ。波も無く、かな
りのスピードで屋久島へと向かう。
予約していたレンタカーで民宿「ひまわり」へ。何かつっけんどんな奥さんみたいだ。
部屋はデッキ付のいい部屋。
デジカメのメモリーを入れてくるのを忘れた。携帯のカメラ機能で代用することに。
われながらどじだなあ。

一休みしたら、明日からの山行に備えて食料の買出しに、スーパーへ。
登山組はワイワイ言いながらあれこれカップ麺などを選ぶ。

帰途本格醸造本坊酒造へ立ち寄る。島に2軒ある焼酎醸造元だ。小さな醸造元だ
が、超軟水といわれる、ここの水がいいらしい。はきはきとした女性が説明に現
れる。焼酎もはじめの工程は日本酒と同じ。米を蒸し、麹とあわせ、もろみを作
る。
第一次醗酵がすんだところへ、蒸した芋をあわせ二次醗酵させ、蒸留した後6ヶ月甕で
寝かせる。とのこと。

説明の爽やかさと、試飲の焼酎のうまさ、後から出てきた番頭さんの人柄などで、
6本も買ってしまった。飲みすぎ必至の予感。この島の一番人気は「三岳」で、
すっきりした飲み口だが、本格的な芋焼酎の好きな方は「屋久の島」のほうを勧
める。



天井に温度調節のための空気穴が


はきはきして感じの良い説明員


醸造甕


本坊酒造のラインアップ3種 (右から)原酒屋久杉、太古屋久の島、黒麹屋久の島