久しぶりに刈谷へ帰った際、友人が新しくできた刈谷歴史博物館を案内してくれた。
古い体育館に隣接した敷地には、瀟洒な建物が立ち、なかなか立派である。歴史博物館というからには、刈谷の故事来歴が謳われ,刈谷のイメージも少しは変わるのかと、少し期待して入った。
新しいだけあり、スムーズな設備、エレベータや自動ドア、展示のCGなど、気持ちが良い。展示内容は、縄文時代、江戸時代、明治時代とかなり間が跳ぶ。刈谷に歴史の厚みを要求するほうがおかしいのだろうか。
階下は万灯祭りの展示。しかもかなり手抜きの万灯飾りが展示してある。この前見てきた五所川原の立ちねぶたとは力の入れ具合が雲泥の差だ。
入れ物・建物(ハード)は立派だが中身(ソフト)が伴っていない、という刈谷の現状を遺憾なく発揮している。その意味でよくできた展示であった。
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