先日、ロータリークラブの先輩から
「にわかには信じられないでしょうが」と
前置きを付けて、興味深い話を聞いた。
この地方を三河と言うが、三つの川はどれをさしているのか。
豊川、矢作川、もう一つはどこか?
境川はそれほど大きくないし、他に逢妻川、五か村川、沢渡川など、
小さな川が入り組んでいるので、三河の一つとして入るものだろうか。
実はこの地方は古くから宮廷に女官を出していた。
御厠人(みかわやうど)という。
トイレ掃除の女官で、部下もおり、そんなに下賎の身分ではない。
また排泄したものは、大は肥料に、小は皮なめしの浸し液として、
貴重な資源として使用していた。
この地方に被差別が少ないのは、
みんなが皮なめしをしていたのではないか。
その「みかわやうど」がなまって「みかわ」になったのではないか。
と言う見解でした。
その他、「のるか、そるか」と言うのは、
インドネシア語のヌルガ、スルガ(地獄、天国)から来たもので、
黒潮に乗って遠くから来た現地人が、相模湾あたりに漂着して、
富士山と温暖な気候に天国を感じたところからきたのではないか。
でなければ、「乗るか、降りるか」が普通だし、
駿河(するが)という読み方も、当て字なら納得できる。
言葉から歴史を推察する、文化的な話でした。
「にわかには信じられないでしょうが」と
前置きを付けて、興味深い話を聞いた。
この地方を三河と言うが、三つの川はどれをさしているのか。
豊川、矢作川、もう一つはどこか?
境川はそれほど大きくないし、他に逢妻川、五か村川、沢渡川など、
小さな川が入り組んでいるので、三河の一つとして入るものだろうか。
実はこの地方は古くから宮廷に女官を出していた。
御厠人(みかわやうど)という。
トイレ掃除の女官で、部下もおり、そんなに下賎の身分ではない。
また排泄したものは、大は肥料に、小は皮なめしの浸し液として、
貴重な資源として使用していた。
この地方に被差別が少ないのは、
みんなが皮なめしをしていたのではないか。
その「みかわやうど」がなまって「みかわ」になったのではないか。
と言う見解でした。
その他、「のるか、そるか」と言うのは、
インドネシア語のヌルガ、スルガ(地獄、天国)から来たもので、
黒潮に乗って遠くから来た現地人が、相模湾あたりに漂着して、
富士山と温暖な気候に天国を感じたところからきたのではないか。
でなければ、「乗るか、降りるか」が普通だし、
駿河(するが)という読み方も、当て字なら納得できる。
言葉から歴史を推察する、文化的な話でした。