図書館に予約していた本が届きました。
先日、熊日新聞に紹介されていた
【偽りの経済政策】服部茂幸・著(岩波新書)です。
● なぜ今も経済停滞が続くのか?
● 本当に雇用は回復したのか?
● 金融緩和でデフレからの脱却は成功したのか?
● 格差は広がっているのか?
安倍政権と黒田日銀による経済政策を徹底検証。
まやかしの【成果】のからくりを暴き、アベノミクスを鋭く批判する。
以上、表紙の裏に書いてある文章をまる写しです。
偽りの経済政策 =格差と停滞のアベノミクス=
服部茂幸・著 (岩波新書)
2年で、物価上昇2%を達成する、と豪語した黒田日銀バズーカ砲でしたが、
5年経っても達成できませんね。
物価上昇2%は達成できませんでしたが・・・・、
現金がジャブジャブ市場に溢れています。
このジャブジャブの現金、勿論、貧民層には滴り落ちてきません。
行き先は、株式市場、賃貸物件の建設業界、不動産業界です。
株式市場には、厚生年金等の公的資金とじゃぶじゃぶの民間資金が押し寄せ、
20年ぶりの高値2万2千円前後で推移しています。
一方、賃貸物件の建設業界、不動産業業界は、低家賃の高級賃貸物件の建設ラッシュです。
黒田バズーカ砲、アベノミクスは、富裕層(資産家)に向けて放たれたのです。
アベノミクス砲で、潤ったのは資産所得のある富裕層(資産家)ばかりです。
資産所得のある大手企業、個人も資産所得のある超富裕層のみが、
バズーカ砲、アベノミクスを謳歌・享受しています。
現金も無ければ、不動産も無い貧民は、
黒田バズーカ砲も届かない貧困沼の底深く埋没したままです。
アベノミクスに蹴飛ばされ、底なし沼に落ち込んでいます。
這い上がることの出来ない底なし沼です。貧困層と言う底なし沼です。
底なし沼ですが、税金だけは底なし沼までやってきます。
納税は国民の義務ですが、消費税10%が負担になります。
政治家も自分ファーストではなく、国民ファースト政治を行う義務があるのです。
しかし、現実は自分ファーストです。政治家も失業したら歳費がもらえません。
資産は貯め込んでいますが、お金はいくらあってもじゃまになりません。
● なぜ今も経済停滞が続くのか?
● 本当に雇用は回復したのか?
● 金融緩和でデフレからの脱却は成功したのか?
● 格差は広がっているのか?
政府がまやかしの数字で、アベノミクスの【成果】を公表しています。
庶民を置き去りにしたアベノミクスの正体を暴いた本です。
もう一つの本。【アベノミクスによろしく】、この本、図書館はまだ購入しませんね。
住友銀行秘史 国重惇史・著 もまだ届きません。(笑い)
図書館は購入しませんね。
誰もリクエストしないようです。
順番待ちです。人気があるんですね。まだ届きません。