テレビドラマ・名犬ラッシーを覚えていますか?
テレビ放映されていた、アメリカの幸せな中流家庭のホームドラマです。
広い芝生の一戸建ての家に、名犬ラッシーとその家族が生活していました。
幸せそのもののアメリカの中流家庭でした。
名犬ラッシーと共に、日本も一億総中流の国に発展しました。
しかし、あの憧れのアメリカ社会が、世界最大の格差社会になりました。
名犬ラッシーの中流家庭は、ものの見事に破壊されてしまいました。
1%の超富裕層が、99%の富を保有する社会になってしまいました。
原因は新自由主義政策です。
新自由主義政策で打ち出された規制緩和、民営化が、
自己責任、派遣社員、教育格差、等々で世界一の貧困層を生み出しました。
アメリカ政府の言うまま、新自由主義を取り入れた日本も、
世界最大の格差社会アメリカになっています。
OECDが公表する貧困率NO1のアメリカ、NO2のジャパンです。
大企業優先、富裕層優先の政策をやめるべきです。
税金による所得の再分配を行うべきです。
トマ・ピケティ氏は言っています。
『労働に対する税を低くして資産に対する税を増やし、
金持ちから税金を取って資産のない若者向けの減税を実施するなどして、
格差を是正すべきです』と言っています。
また、
国際的水準でも、日本の過去の税率と比べても極端に低い税率です。
つまり、トップの所得シェアが増えているのに、
以前より低い税率しか納めていないということです。
これを不平等といわず、なんと言うのでしょうか。
とも言っています。
税の再分配機能が分からない、アホが居る限り、
アメリカを抜き、世界一の貧困率を誇るジャパンが誕生します。
USAジャパン州です。
参考までに、私のブログに届いたアホのコメント。(下)
絶対的貧困がほとんど見かけないくらいに撲滅されると、相対的貧困と言う言葉をつくり、
金持ち優遇税制と言って他人の金をむしりとろうとする。
乞食か共産主義者か知らんけれど、(以上、どうしようもないアホのコメント)。
Unknown (Unknown)2017-10-26 15:24:17
Gangeeさん、このコメントの人、アホですよ。
本当のお金持ちを知らない人ですよ。
一生懸命働いて、やっと定年を迎えて、退職金と少額年金とで、
自分自身はお金持ちだと錯覚してるアホな人ですよ。
gangeeさん、こんなアホには関わらず、
これからもgangeeさんらしい面白くて大人の勉強になるブログを、続けてくださいね。
毎回拝見するのが楽しみです。
トマ・ピケティ:著 21世紀の資本 (みすず書房)。