増税。

yahooニュースに載っていますね。

幼児教育・保育の無償化は行いません、たばこ増税は行いますと。

こんなもんです。アベノミクスは、富裕層優遇政策ですから。

 

1/4の支持者で、2/3の国会議席です。

日本独自の民主主義です。何でもできます。

富裕層優遇政策に益々、磨きがかかってきます。

弱者、貧困層は『切り捨てごめん政策』です。

 

弱者、貧困層から税金を集め、富裕層のための政策に使います。

富裕層に富が集まるように、税金を使います。

新自由主義（アベノミクス）政策です。

選挙の際、政策で勝負しますと公約しました。

その政策を実行していきます。富裕層優遇政策です。

 

国民が理解できないのをいいことに、

富裕層には世界一の優遇税制を行い、

貧困層には世界最悪の高負担を求めています。

 

こんな人もいます。びっくりしました。（下のコメント）

＞＞金持ち優遇税制と言って他人の金をむしりとろうとする。

乞食か共産主義者か知らんけれど・・・。＜＜

 

 

雲海に浮かぶ阿蘇五岳。（北外輪山から撮影）

 

神と野獣の日

神と野獣の日　松本清張・著　（角川文庫）

図書館に予約していた本が届きました。

北朝鮮の金正恩も松本清張ファンのようですね。（笑い）

金正恩がやったように、5基のミサイル同時発射の物語でした。

 

昭和38年２月～6月に、週刊・女性自身に連載されたものです。

今から54年前に発表された松本清張氏の唯一のSF小説です。

 

神と野獣の日　松本清張・著　（角川文庫）

 

在日米軍司令部から、日本国総理に緊急連絡が入ります。

Z国から誤射された水爆ミサイル５基が、あと43分で東京に着弾します。

水爆３基までは在日米軍の迎撃ミサイルで打ち落としますが、

残りの水爆２基は東京都心に着弾します。

国民には公表せず、総理はハワイに避難してください。

空軍が総理官邸までお迎えに伺います。

と、在日米軍からの緊急連絡から物語が始まります。

 

43分は計算違いで、国民に公表した時点では、着弾まであと75分でした。

あと75分で、水爆ミサイル2基が東京都心に着弾します。

広島原爆の500倍です。２基で1,000倍の破壊力をもったミサイルです。

 

その着弾までの75分間のパニックが画かれています。

アメリカ大統領は、ミサイル着弾は、国民に公表するな、とのアドバイスです。

しかし、日本国総理は国民に水爆ミサイル着弾を公表します。

 

あと75分後の午後3時9分に、東京都心にミサイル2基が着弾すると公表します。

米軍機で大阪に逃れた総理は、

着弾後の世界世論、評判を考えて、刑務所の全囚人を開放します。

東京に残った防衛省の統幕議長に全権を与え、戒厳令を敷きます。

戒厳令です。軍に抵抗する者は射殺します。

 

午後3時9分にミサイル1基目が着弾します。

1基目は不発弾でした。

しかし、この75分間に、多くの国民が死んでしまいます。

75分間に生じた『神と野獣』の時間が、生き残った人々の心を支配します。

・・・・・・・・・・・・

そして、数分後、空の一画から、ぽつんと一つの黒点が現れます。

黒点は陽にきらめきながら、次第に形を大きくし～・・・・。

人々はまだ2基目のミサイルに気が付いていない。

ここで、終わりでした。