唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
きゅうりを食すなり
今年はきゅうりを4株植えた。階下も含め6人では食べきれないほどできる。数は出来るけれど、今年のきゅうりは曲がってしまったり途中にくびれが出来たり(その箇所には必ず「す」が入る)と見てくれがよくない。天候のせいなのか、足らない肥料成分があるのかは、わからない。でも、家族で食べる分には食べきれない程できる。見てくれがよくないから近所に配るわけにも行かない。だから冷蔵庫にはいつも10本近いきゅうりが出番を待っている。
それなりに丹精こめてつくったつもりだから捨てるのは忍びない。毎晩のビールのつまみに味噌とマヨネーズをつけて齧っていたけれど、さすがに飽きた。サラダにも飽きた。困った。炒めれば量が少なくなって大量に食べられそうだけれど、きゅうりの炒め物って、なんだかなぁ・・・。そう言えば、小学生のときのキャンプの味噌汁にはきゅうりが入っていたっけ。
大量にきゅうりを消費できる調理方法はないかと考えてみた。いいものを思いついた。子どもの頃に親父が作ってくれたきゅうりの料理だ。「きゅうりと『なまり』の味噌和え」だ。最近は余り見かけないけれど探せばちゃんとスーパーでも売っている。「鉛」ではない。「なまり」、つまり半生の鰹節だな。新鮮な魚を食べる機会の少なかった子どもの頃は、これと大根や何かを煮付けたものを随分と食べた記憶がある。
きゅうりを縦に切って2、3mm程の薄切りにする(余り薄く切り過ぎると歯ごたえがなくなる)。「なまり」を細かく手で千切る(蒸した鶏のささ身を千切るように)。香り付け(臭み消し)に青紫蘇を刻む。これに味噌を入れて手で良くこね混ぜて冷蔵庫で冷やして食べる。
実に簡単にして美味。ビールや冷たい日本酒のつまみに最高である。かくして冷蔵庫で待機していたきゅうりの本数は半減した。「なまり」は、元はと言えば鰹(かつお)だから独特の臭みがある。この臭みと蒼紫蘇の香りがマッチして美味いのだが、どうしても臭みが気になる方は「なまり」の変わりにシーチキン(注:はごろもフーズの登録商標)を使うと良い。そうそう、これを水と味噌で延ばし、氷を浮かべて素麺の漬け汁にするのもなかなか乙な物である。
今日の1枚は、昨日の続き。日陰で一休みしている親父さんがさっきまで収穫していたのが、これ。いくらの農道とは言っても、随分と大胆な道の使いようですね。
それなりに丹精こめてつくったつもりだから捨てるのは忍びない。毎晩のビールのつまみに味噌とマヨネーズをつけて齧っていたけれど、さすがに飽きた。サラダにも飽きた。困った。炒めれば量が少なくなって大量に食べられそうだけれど、きゅうりの炒め物って、なんだかなぁ・・・。そう言えば、小学生のときのキャンプの味噌汁にはきゅうりが入っていたっけ。
大量にきゅうりを消費できる調理方法はないかと考えてみた。いいものを思いついた。子どもの頃に親父が作ってくれたきゅうりの料理だ。「きゅうりと『なまり』の味噌和え」だ。最近は余り見かけないけれど探せばちゃんとスーパーでも売っている。「鉛」ではない。「なまり」、つまり半生の鰹節だな。新鮮な魚を食べる機会の少なかった子どもの頃は、これと大根や何かを煮付けたものを随分と食べた記憶がある。
きゅうりを縦に切って2、3mm程の薄切りにする(余り薄く切り過ぎると歯ごたえがなくなる)。「なまり」を細かく手で千切る(蒸した鶏のささ身を千切るように)。香り付け(臭み消し)に青紫蘇を刻む。これに味噌を入れて手で良くこね混ぜて冷蔵庫で冷やして食べる。
実に簡単にして美味。ビールや冷たい日本酒のつまみに最高である。かくして冷蔵庫で待機していたきゅうりの本数は半減した。「なまり」は、元はと言えば鰹(かつお)だから独特の臭みがある。この臭みと蒼紫蘇の香りがマッチして美味いのだが、どうしても臭みが気になる方は「なまり」の変わりにシーチキン(注:はごろもフーズの登録商標)を使うと良い。そうそう、これを水と味噌で延ばし、氷を浮かべて素麺の漬け汁にするのもなかなか乙な物である。
今日の1枚は、昨日の続き。日陰で一休みしている親父さんがさっきまで収穫していたのが、これ。いくらの農道とは言っても、随分と大胆な道の使いようですね。
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