前フリなし

 親しい方とのE-Mail、あるいはblogへのコメント書き込みなどの際には、「こんにちは」とか「おはようございます」あるいは「暑い日が続いていますね」とか「お変わりありませんか」といった季節の挨拶やらの「前フリ」なしにいきなり本題に入ることが多いのですが(私の場合、と言うことですが)、そのせいなのかどうかどうか、この頃、電話で話をする時にも「前フリ」なしでいきなり本題に入ってしまうことが多いことに気が付きました。

 ネット上では当たり前になっていても、電話の場合には相手も不快感を持つ場合があるのかな?と、気になって、先ほど友人に電話をかけた時には、言いかけた用件を一旦引っ込めて「元気」とか「仕事、忙しいの」なんてちょっと話をしてから再度本題に入りました。もともと、そんな傾向のあった郷秋<Gauche>ではあるのですが、ネット上のやり取りが多くなるに従って日常の(と言うのか、旧来型のと言うのか)コミュニケーションでもそんな傾向が強くなってきてしまっていたようです。

 コミュニケーションの基本はまず挨拶からなんて言われますが、確かにそうなんでしょうね。決して愉快な話ではなかったとしても、何気ない季節の挨拶や互いの近況を報告しあった後であれば、なんとなく互いの気持ちや思惑を察しあって、話が丸く収まるなんてことも多いような気がします。face to faceであっても電話であってもネット上の会話であっても、基本は同じなのでしょうね。気をつけねば。


 今日の1枚は、初雪草(はつゆきそう)。真夏に「初雪」とは妙ですが、葉の白い縁取りを雪に見立てての命名のようです。暑さの中に涼を求める気持ちからなのでしょうか。目を引くのは「葉」で、その中心にある小さなものが花です。
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