1秒に17台

 2008年F1第16戦、日本GPが開幕した。日本GPとは云っても鈴鹿じゃなくて富士での開催。ってのはもう2年目だから書くまでもないか? でも、書きたいぞ。来年は鈴鹿だ!

 鈴鹿か富士かという話は置いといて、日本GP初日のフリー走行2回目は、1秒の中に17台がひしめく大接戦となった。一番手はマッサでもハミルトンでもなく、なんとトヨタを駆り1’18"383を叩き出したティモ・グロック。2番手は前戦からの好調を維持したアロンソ。以下、ハミルトン、マッサ、ライッコネン、ウェバーと続き、我らが中嶋一貴が7番手。

 一貴から数えて10台目に1'19"327のクルサード。17番手のクルサードまでがトップから1秒以内。こういうフリー・プラクティスも珍しいかも知れないが、初日には「何でもあり」が通り相場のF1だ。トヨタが勝つんじゃないかとか、一貴が表彰台じゃないかなんて期待はしない方がいい。

 21年もF1を見ているといろんな事があるものだ。初日どころか予選で後方に沈んでも優勝することもあるし、ポールポジションからスタートしても敢え無くリタイヤなんてのは枚挙に困らない。神が描きし壮大なドラマをビールを飲みつつ無心に楽しむ。これこそがF1観戦最高の心得である。結果は後から付いて来るものなり。

 それにしてもだ、バトンのビリッケツって、いくらなんでもひど過ぎないかい、ロス・ブラウンさん。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、昨日、東京都下某所を歩いていて見つけた木の実。これは何?
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