熟成進むルノー

 2008年シーズンも終盤に来てルノーR28の熟成が進んできているようだ。ファステストラップタイムを見ると、シンガポールではライッコネン、マッサに僅差で続く3番手。今日のレースでもフェラーリ2台(1'18.426 / 1'18.995)に次ぐタイム(1'19.101)をたたき出している。アロンソばかりかピケJr.もアロンソにひけを取らないタイムを出しているのだ。

 トータルではフェラーリ、マクラーレンに若干の分があるようだが、BMWと共にトップ3に位置するまでR28の熟成が進んできているようである。今年のストーブリーグはアロンソを軸に動く事が予想されていたわけだが、この調子だとアロンソのルノー残留も大いに可能性が出てきたということになるな。

 フェラーリのシートは空かないし、名将ロス・ブラウンが采配を揮うとは言っても、ホンダへの移籍はギャンブルに過ぎる。今シーズンと同程度のギャラが保証され、かつ勝てる可能性のあるチームはルノーだけと言って良いだろう。アロンソが動かないとなると、2009年に向けての動きは大きくないと云うことになるだろうか。


 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、小紫(こむらさき)。多分、山野でもる紫式部(むらさきしきぶ)を改良した園芸種。7月に咲く花は地味ですが実は良く目立ちます。
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