九州新幹線 締結式 青森-鹿児島つながるレール

 今日のタイトルはYahoo! Newsで読んだ毎日新聞配信の記事のタイトルそのまま。要するに、来年3月に全線開業する予定の九州新幹線だが未開業であった新八代以南のレール敷設が完了し、レール締結式がJR熊本駅で22日に行われた。これによって今年12月開業が予定され既に新青森までのレールが敷設されている東北新幹線八戸-新青森間を合わせ、青森から鹿児島まで新幹線のレールが敷かれたことになると云うことである。

 問題はこれからだ。記事本文には「青森から鹿児島まで新幹線のレールが敷かれた」とあるが、記事のタイトルは「青森-鹿児島つながるレール」とある。当然タイトルが先に目に入るわけで、そうすると「青森から鹿児島まで新幹線のレールがつながった」と読んでしまうわけだが、果たして本当にレールはつながっているのか。あるいはつながっているのかも知れないが、つながっているレールの上を、列車が直通運転しないことにはつながっている意味がないんじゃないかと、郷秋<Gauche>は思うんだ。

 九州新幹線が鹿児島まで開通すると、新大阪発鹿児島行きの列車が運行されるようだ。東京から博多まで直通運転する列車もある。勿論東京から新青森までも直通運転だ。でも、新青森から鹿児島まで直通運転する列車も多分、ない。東京発鹿児島行きもないだろう。だとすると、青森から鹿児島までレールがつながっても、それは象徴的な意味はあったとしても現実的な意味は全然ないよな。それとも新青森発鹿児島行きの寝台列車が登場したりするんだろうか。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、咲きだした郷秋<Gauche>のオフィス前の大島桜。毎年何とかこの大島桜をものにしたいと思うんだけれど、全然ダメ。今年もやっぱりダメ。なんだからすごく難しいのであります。
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