唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
ペドロ・デ・ラ・ロサがレースドライバーに復帰
現在マクラーレンのテストドライバーを務めるベテラン、ペドロ・デ・ラ・ロサが2012年シーズン、HRTからレースドラーバーとして復帰する。契約は2年との事。
デ・ラ・ロサは1999年に当時のアローズからF1デビュー。ジャガー、マクラーレン、ザウバーから出走するがこれまでの出走回数は86回と少ないのはシーズン途中で解雇されたり、テストドライバーを務めていな時期が長いからである。ちなみにその86回のレースで獲得したポイントは35。
比較対象として相応しいかどうかは判らないが、現在唯一の日本人ドライバーである小林可夢偉は2009年F1にデビューしこれまで39回出走して獲得したポイントは63。1レース当たりの獲得ポイントはデ・ラ・ロサの0.4に対して小林は1.6。
悪いドライバーではないと思うけれど、特に優れたドライバーと云う訳でも無いデ・ラ・ロサを何故HRTが欲しがったかと云えば、やはりスペインのチームにはスペイン人ドライバーが必要だから。スポンサーマネーの獲得にも有利だと云う事なのだろうな。
かつて幾度もコンストラクターズ・チャンピョンを獲得している名門ウィリアムズのシートを模索している、あるいはフランク・ウィリアムズ欲しがっていると云われるキミ・ライッコネンだが、彼とてもスポンサーマネーの獲得にも有利だからと云うのが、ウィリアムズがライッコネンを欲しがるもっとも大きな理由であることに変わりはない。
F1の世界は速いだけではシートを得ることができない。かと云って集金力があれば良いかと云えば、投資した資金に見合うだけの速さ(≒マスコミへの露出度)も当然必要となる。集金力と速さのバランスが重要なポイントとなるが、どちらに重きが置かれるのかは、そのチームのポジションによって変わって来るのだろうな。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、秋から冬へ、柿からミカンへと移ろう季節を撮ったつもりの写真だが、上出来は無論の事、普通出来とも、とても云えないな(^^;