光学ファインダー(OVF)か電子ファインダー(EVF)か

つも拝見している「えがみさん」のblogエンジニアの嗜みに、ニコンが電子ファインダー(EVF)と光学ファインダー(OVF)の自動切り替えに関する特許を出願との記事が掲載されていた(see here。ニコンとキヤノン、DSLRの両巨頭以外のメーカーがEVF開発に熱心なのは知っていたが、「ニコンよ、おまえもか!」と云う感じであるなぁ。しかし、時代は確実にEVFに向かいつつあるわけで、ニコンとしても開発の手を緩めるわけにはいかないのだろう。

 

3年前にRICOHGX200を買った時には郷秋<Gauche>はEVF無しの方を購入した。店頭でのぞいてみたEVFの性能が余りにお粗末で、実用には耐えられないだろうと考えたからである。しかし、2年前にOLYMPUSE-P2を買った、おっと、サンタさんが持ってきてくれた時にはEVFも付いてきている。EVFをのぞいてみるとこれなら使えると云う感じだったし、実際に撮るケースも少なくない。実は、カメラの「見た目」優先でEVFを装着していることが多いのではある・・・。

 

先日、わざわざ銀座のショールームまで出かけてのぞいてみたNikon V1EVFはなかなか上出来で、ちょっとショックを受けた。ニコンがD7000以上のクラスのカメラにEVFを導入するのは当分先の事だろうと思っていたのだが、V1EVFをのぞいて、意外と早いかも知れないと思いだしていたところに上記の特許のニュース。以前にも書いたことがあるが、「へぇ~、一眼『レフ』をお使いなんですかぁ」と云われる日も遠くないのかも知れないな。

 

注:エンジニアの嗜みで紹介されているのは、基本はOVF、つまり一眼「レフ」でありながら、EVFの方が良いシチュエーションの時には自動的にEVFに切り替えると云う物。少なくとも現時点では、レフレックス方式のOVFが優位であるからこその「自動切り替え」と理解して良いだろう。

 

 

例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、先週訪れた北鎌倉・東慶寺(縁切り寺、駆込み寺と云った方が、通りが良いかも)境内の竜胆(りんどう)。鎌倉市の花がりんどうであったとは、今回初めて知った。

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