唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
セバスチャン・ベッテルが今季15回目のPPを獲得
セバスチャン・ベッテルが、2011年F1の最終戦、ブラジルGP予選で今季15回目のポールポジションを獲得。ナイジェル・マンセルが1992年に記録した年間最多ポール記録を更新したことが声高に報じられているが、当時のF1は年間16戦。16戦中14回のPPと、19戦中15回のPP、どちらが偉いかと云えば、16戦中14回PPのマンセルの方がはるかに偉い(15/19=78.95%、14/16=87.50%)。 だからと云って、今年のベッテルの戦績にケチをつける気持ちは毛頭ない。昨シーズン、速さを見せつけたベッテルだったけれど、今シーズンは「強い」ベッテルを存分に見せつけた。2012年もチーム体制やエンジンなどマシンのパッケージングに大きな変更がないことから、きっと今年よりも更に強いベッテルをみることができることだろう。 F1の61年の歴史の中で2年連続のチャンピョンは、アルベルト・アスカリ、 ジャック・ブラバム、 アラン・プロスト、アイルトン・セナ、ミヒャエル・シューマッハ(ご存じの通り、その後4年をおいて5年連続チャンピョンを達成)、ミカ・ハッキネン、フェルナンド・アロンソの7人がいるが、ベッテルが次に挑むのは、ミヒャエルのもつ年間13勝と5年連続チャンピョンの記録と云う事になる。甲斐のある挑戦だろうが、今のベッテルとレッドブルにはそれが出来そうなほどの強さがあるなぁ。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、晩秋の薄い陽に輝く菊。晩秋の花、菊もさすがに終盤のようである。
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