唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
何もしない日
何もしないとは云っても、文字通り何もしない訳ではない。朝起きればシャワーも浴びるし、ごく簡単ではあったがブランチも食べた。玄関前と庭の落ち葉掃きもした。切らしていたメトロノーム用の電池も買いに行ったし、帰りがけに新書本2冊と成城石井で3番目に安かった赤ワインも買った。ひと月以上前に買って来てその辺に転がったままになっていた新しい無線LANルーターの設定もした。恥ずかしながら、若い女性が好みそうな恋愛小説も読み終えた。
何もしないとは云いながら、こうして書き出してみると結構いろいろしているではないか。って、当たり前だ。本当に一日何もしない生活なんて、入院でもしない限りないだろう。いや、入院ていしたって、その理由によっては検査だのリハビリだの見舞客の応対だのって、結構忙しいかも知れない。何もしないと云いながらも、することのある、出来ることのある、しなければならないことのある幸せを噛みしめた一日とでも云えば恰好がつくだろうか。
と、ここまで書いて、ひと月前だったかふた月前だったか忘れたが、同じ「何もしない日」と云うタイトルの記事を書いたような気がしてきた。もう何カ月もあるいは何年も、何もしない日なぞなかったぞとおっしゃる方も少なくないかも知れないから、思いだせる程度の間に何もしない、何もしなくて良い日があった郷秋<Gauche>は幸せと云うべきかも知れないな。感謝。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、例の東京都下某所を散策していて見つけた蜂箱。この辺りを歩く時に、辺りを飛びかう、花の蜜を集める蜜蜂が多いのには気が付いていたのだが、こんな場所があるとは知らなかったぞ。道理で辺りに蜜蜂が多いわけだ。
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