唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
今年のカメラ界を概観する
こういう記事は自分で書こうとすると一週間がかりの大変な仕事になってしまうので、躊躇しているうちになかなか良くまとめられた記事を見つけた。Nikkei BP Netに12月15日に掲載されたこちらの記事である。
記事のタイトルが「ニコンなど新規参入でミラーレスが大躍進、デジタル一眼レフは2012年に巻き返しなるか」となっており、ミラーレスの躍進と、取り分け年末商戦で売るべき商品がないと云う一眼レフの残念な有様を良く捉えたタイトルとは云えるが、「ニコンなど新規参入でミラーレスが大躍進」は正しくない。オリンパスとパナソニックの頑張りにより躍進したミラーレスに、ニコンとペンタックスが新規参入したものであり、ニコンなどの参入によりミラーレスが大躍進した訳ではない。
しかし、ニコンのミラーレス「1」のイメージセンサーのサイズについて、評価が分かれているとの指摘や第二弾への期待、富士フイルムのFinePix X100とX10に詳しいこと、ニコンとキヤノンがオリンピックイヤーに新しいフラッグシップ機を投入していること、ニコンのD700、D300Sが、後継機が発表されないまま販売終了となったことなど、今年のカメラ製品の動きについて概観するには読んでおいて悪くない記事である(ただし、O社のゴタゴタなど、業界事情については触れられていない)。
例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、この冬初登場の「超小型湯沸しセット」。背負うデイパックが500グラム程重たくなるが、これのお陰で熱々のラーメンとコーヒーを楽しめるのだから、我慢できる500グラムである。
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