D4がXQDを採用

 Nikon Rumorsによれば、20121月(来月の話しだ!)に発表されると云うNikon(ニコン)D4にはCFと共に新規格のメモリカードであるXQDを採用し、CF&XQDのデュアルスロットになる模様(see here)。

 

XQD規格は、CompactFlash AssociationCFA)が7日に発表したばかりの新しいメモリカード規格で、来年29日から横浜で開催されるCP+ 2012で展示されると云う。となると、D4XQDを採用する最初のカメラと云う事になりそうである。このXQDは書き込み速度125MB/秒以上を目標にしていると云うからプロ向けの高速タイプと云う事になる。サイズはCF43mm×36mm×3mmに対して38.5×29.8×3.8mmと、縦横はひと回り小さくなるが厚みは0.8mm増しである(see here & more)。

 

コンシューマ向けのDSLRではSDに比べて高価なCFは敬遠され、今ではD7000クラスまでSDカード使用となっている。D4と同時に発表される可能性が高くなってきているD700の後継機、D800CFSDのデュアルスロットであると伝えられているが、今後、プロ機はXQD、セミプロ機がCFそして普及機がSDがスタンダードとなり、機種によってはXQD & CFXQD & SDCF & SDのダブルスロットもあり得ると云う事になるのだろうか。

 

ここで気になるのは、1130日に報じられた「サンディスク、ソニー、ニコンは30日、プロフェッショナル用デジタルイメージングに向けた「次世代高速メモリカード仕様」を共同で策定し、標準化団体のCFACompactFlash Association)に提案」と云うニュースとの関係である(see here)。この規格はインターフェースの速度理論値である500MB/秒の転送速度を想定していると云う事なので、125MB/秒以上とされるXQD3倍の以上のスピードと云う事になる。

 

36MPのカメラが登場しようと云う時代だから、より高速転送可能なメモリカード(規格)が望まれているのは事実だが、規格の乱立でユーザーが戸惑わさせられることだけはなんとしても避けて欲しいものである。

 

 

例によって記事本文と何の関係もない今日の一枚は、すみよしの森の紅葉。先週で見納めかと思いましたが、今日もなかなかのものでした。

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恩田の森、更新

 お待たせいたしました。本日、恩田の森で撮影しました写真をこちらに掲載たしましたので、ぜひご覧ください。
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