「すぐやる課」設置

 親愛なる神奈川新聞一面の下の方に「今日の歴史」と云うコラムが毎日掲載されている。今日は、1969(昭和44)年の10月6日の出来事。

 「千葉県松戸市役所が『すぐやる課』を設置した。この年当選した松本清市長の発案で、道路や下水道など地域の整備が追いつかず殺到する市民の要望に即応するのが狙い。今日まで存続、テレビドラマにもなり追随する自治体が相次いだ。」とある。

 高度成長期において、行政の対応が追いつかない中での苦肉の策ではあるが、今となってはそんな時代を彷彿とさせてくれるエポックである。面倒な手続きを省いてでも市民の要望にすぐに応えようとするそれは、今も必要とされている行政サービスの一つとも云えよう。松本清松戸市長、たいしたものである。

 んっ?松本清?漢字で書かれるとピンと来ない方もおられるかも知れないが、カタカナで「マツモトキヨシ」と書けば日本人なら誰でも、某国のスパイだって知っている、あのマツモトキヨシである。


 例によって記事本文とはなんの関係もない今日の一枚は季節の花、玉簾(たますだれ)。南米原産で明治期に日本に渡来。日本の気候がよほど気に入ったようで、今では野生化もしている。

 毎週撮影・掲載している「恩田の森Now」に、ただいまは9月2日に撮影した写真を5点掲載いたしております。夏の終わりの森の様子をどうぞご覧いください。

blog「恩田の森Now」 http://blog.goo.ne.jp/ondanomori

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